二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 桜吹雪の舞う頃に【銀魂】 ( No.36 )
日時: 2011/04/11 18:47
名前: 圭 (ID: jd/Z3uOx)

**期待**

毒キノコ事件から約1ヶ月。

桜も満開となり、さらに春らしくなった
今まで、何事もなく平和な日々を送ってきた。


珍しく、今日は全員招集をされた。
前に座っている近藤さんの顔がなぜかくもっている…

「沖田さん、何かあったんですか…?」

近くにいた沖田さんに聞いてみるが、『さぁ』としか答えなっかった。



しばらくして、近藤さんが口を開いた。






「ここ最近、辻斬りが増えているらしい。しかもこの周辺だ。
   ———…もしかしたら、鬼兵隊の仕業かもしれない…。」


『鬼兵隊』の言葉が出たことで少しざわついた。

———…鬼兵隊。
高杉晋助を頭として攘夷浪士で結成された過激派の攘夷集団だ…。



頭の高杉晋助は、危ない。【攘夷浪士の中で最も過激で最も危険な男】と称されているまで


桂一派より危険視されているほどだ…近藤さんの顔も曇るわな…。



話の内容は、巡回の強化。また、何かあったら連絡するそうだ。

そして、何故か私は…剣術を教えてやってくれと言われた←
まぁ、辻斬り対策としてはいいよ?
  でもそこは沖田さんじゃ…

でも1番隊隊長の沖田さんは、今は近藤さんに呼び出されていていないし…


だからって何で私が——…
「空さん!よっ宜しくお願いします!!」

∑あぁぁあーーそんな期待した目で見ないでぇええ!!
実際それほどでもないんだから…

「こちらこそ宜しくお願いします…」


ため息をつきながらも、剣道を教えることにした…。




「一本!!!」
道場中に歓声が響き渡る。
この歓声をききつけて副長が来た。

「おい、山崎。これは何の騒ぎだ…?」
「あ、副長!!凄いんですよ空さん!!」

は?空が…


「一本!!!」

「もうこれで11人抜きですよ!!副長!」
「はぁ!?」


11人!?ありえねぇ…普通はもう疲れて試合もできねぇはずだ…ましてやあいつは女だ。
空をちらりと見るが息一つ乱れてねぇ…