二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 桜吹雪の舞う頃に【銀魂】 ( No.9 )
日時: 2011/05/07 17:17
名前: 圭 (ID: jd/Z3uOx)

**矛盾**

「よぉ、空。」

うぇぇえぇーーー!?
何故!?なんで!?


いや、「よぉ。」じゃねーよ!!!
なんでここにいる訳!?

は!? てか、父さんも父さんで睨んでるし!!

まず、一回落ち着こう。
吸ってー吐いてー

よし、落ち着いてきた。

何度か深呼吸をして自分を落ち着かせ、
目の前にいる人物に尋ねる。


「あの、つかぬことをお伺いしますが、沖田 総悟さんでいらっしゃいますか?」
「あぁ、そうですぜぃ。」

淡々と述べるその人物は、間違いなく私の上司である沖田さんだった。
さらに私は、沖田さんに質問をしようとした。


そこに、父が割り込み沖田さんを睨む。
「空、この人とどんな関係なんだ?ほら、言ってみなさい。怒らないから」

「いや…どんな関係って、仕事場の上司。」

簡潔に述べてみたのはいいものの、逆効果だった。

「じゃぁ、なんでその上司がわざわざお前の家に来るんだ…?」


うわー完っ壁怒ってるーーー
さっきの言葉は何だったのか、矛盾している。

しかも額に青筋が浮いてるし…

でも確かに。

「沖田さん、なんでここにいらっしゃったんですか?」


わざわざ、家に出向くほど沖田さんは暇ではないはず。


「これ、渡すの忘れていたんで見回りがてらによったんでぃ。」

そう言いながら渡されたのは封筒に入った書類だった。

あ、

そうだこの書類は来週までまとめなければいけなかったんだ。

休みの日まで仕事かぁー…
と思うよりまず先に
  これから沖田さんにパシられるなぁー…

と感じた自分が怖い(藁