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　　四話「少女の名前」

「ああ、コイツは俺の幼馴染のー」
「星宮そらです。来週から雷門中へ通うことになっています。
よろしくお願いします」
「ああ、よろしくな。俺はえ「円堂守君でしょ」どうってえー」
少女ー。そらは笑っていた。
「雷門中サッカー部キャプテンの円堂守君。ちがった？」
「いや。あってる。
「そう。なら良かっー「サッカーやるかっ！？」えっ！！」
そらは困ったような顔をしてから
「ルールは知ってるけどやったことは…。あ、でも一応サッカー部
マネージャーってことになってたなぁ」
「えっそうなの？」
優しそうでピンク色のピンがポイントの女の子木野秋だ。
「そうよ。星宮さんは一応サッカー部マネージャーとして名前はあるわ。」
茶色の美しい髪を揺らしてあわられた美人。名前はー
「夏未ちゃん」
雷門夏未。理事長の娘でサッカー部マネージャーだ。
「おまっ知ってんのか。いつマネージャーになったんだよ？」
風丸が訪ねてきた。
「手続きの時にあった。あと中学は義務教育だから。名前は一応
存在してるのよ。今回は転校生扱いだけどね」
「あ、あのっ星宮さん？さっき病院とか退院とか言ってましたけど
何なんですか？」
眼鏡がポイント音無春奈が訪ねている。
「へ？いや、その、あの…ねぇ。」
「あ。スミマセン話しづらいならいいです！！」
「ごめんね、また今度話す…から」

そらは二時間ほどでチームに馴染んだ。