二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.110 )
日時: 2011/07/15 17:23
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 四十五話「新たな敵、そして…」(そら視点)

いつも嫌な事、やな予感ばかり当たる
円堂君の友達との試合だと聞いて奴じゃない、そう思っていたのに…
「円堂君。」
「ヒロトっ!?お前…宇宙人だったのか」
試合相手のキャプテンは”ヒロト”だった
「ああ。俺の名は”グラン”ザ・ジェネシスのキャプテン」

『動き出している』の意味はコレ?
…何なのよっ動き出さなくてもいいわよっ!!!
「円堂君、サッカーやろうよ」
静かに言うヒロト。イヤ、グラン



試合は始まった。
どれも目を見張るモノだった
スピード、パワー、技術。どれを取っても
今の雷門イレブンには…勝つことのできない相手

前半が終わり、後半に入っても何も変わらなかった

…倒れていく仲間達。それでも諦めない仲間達。
「…一郎太?……。」
一郎太の様子は可笑しかった
皆、追いつかないけど、追いつけないけど
必死に追いかけている。守ろうとしている
なのに---------------------
動こうとすらしていない。

何故?どうして…

今まで、見たことのある顔じゃない



『諦めない』今までの雷門イレブンの一員の顔じゃない



”絶望”の顔。

ソレは



私の大嫌いな表情だ




吹雪君もだ。攻めきれない
守りきれない

アツヤ君とのバランスが…

『崩れる』-----つららの言った通りになってしまう!!!


ボロボロになっても諦めない、円堂君にグランは
「円堂君、好きだよ。君のその目」


「流星ブレード!!!!!」
「ッ!!!!!」

そこに、
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
目を見張った。吹雪君っ!!!?
「なっ!!や、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
叫んだ。でも、奴等の心には響かない









その時には残酷に運命は動いていた
私達の知らないところで。



残酷なカタチですでに動いていた



そのことを知るのはもう少し後だった