二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.117 )
日時: 2011/07/23 17:19
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 五十話「突然の嵐」

「星宮さん。貴方に、イナズマキャラバンに選手としての参加を要請します」

その言葉に目を見開いた
しかし、そらはすぐにいつもの笑顔になり
「何、言ってるんですかぁ。私はマネージャーですよ?選手として…動け…るハズ。………」
言いかけたが、だんだり声は小さくなった
笑っていた顔をだんだんと無となっていった
そして、無表情に、真剣に
「知ったんですか。見たんですか」
そう聞いた
「ええ。だから、貴方を誘っているの」
そらは何かを我慢しているような、苦しそうな顔を隠しながら
「あれから、もう五年。あの頃のプレイなんて、」


「できるわ。」
監督は静かに告げた

その言葉に、周りは騒ぎ出している
そら自身は笑顔は崩れ、冷たくなっていた

「貴方はその力を何回か発揮しているはずよ」
それを聞くと
「そういや、アフロディの蹴ったボールを蹴り返してた…」

そらは顔を伏せ、
「考えさせてください」


もう、夜になろうとしていた頃のできごとだった