二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.168 )
日時: 2011/08/09 17:23
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 六十一話「そら」(そら視点)

負けたくない…舞衣香がこんなにボロボロになってまで
守り抜いたゴールを守りたい
豪炎寺君…貴方ももう動き出しているのよね?
だったら私は貴方が来るまで…
「時間を稼ぎます」

一朗太…アンタがいないから…アンタの背番号借りるよ。
どれだけできるか分からない。だけど、やるしかない

舞衣香と私の交代

デザームがボールをもっていた…だけど
…。貴方達は私の力を知らないっ

「速いっ…そらっ」
「クス♪」
まだ、動ける。まだ、いける。
速さなら…自信があるのよ

「ムーン・フルール!!」
私の足元には月のような輝きが集まっている
そして、抜いたっ!!!
「凄い…アレが」
「五年間、一度も出さなかった技。月の光をまとう、と言われている技」
舞衣香が楽しそうに言う

「負けないわ…貴方達の好きにはさせない!!!」
「(そらの目が本気だ…)」

「星夜風月!!!!!!」
シュート…試合なんて久しぶりだし、この技も…
だけど、負けられない
時間を稼ぐって決めたもの!

「ワームホール」

「…いけっ!」
「…ぐっ…わぁあぁ」

決まった?…。
「そら」
「そらちゃん!」
「…やった」
決めたよ。私は…ね。後は豪炎寺君に頼みたいな
だから、もう少しだけ、時間を稼ぐよ!

「…イプシロン!アンタ達がどれだけパワーアップしたとしても、私たちは負けない!!」
負けない。諦めない…円堂君、大切な事は君が一番知ってるハズ
だから…気づいてっ

イプシロンの猛攻
「は、速いっ!でもっ」
デザームはまたもや、ゴール前
「貴様は面白い。だが今はお前を倒すのが先だっ。グングニル」

今の円堂君じゃ…
全員が驚いた
先ほどまで相手のゴール前にいたそらがこちら側のゴール前に戻ってきていたから

「やらせない。舞衣香が、皆が必死で守ってるゴールだからっ!!!」

そらは今までで一番の気迫
これは…多分止めるにはかなりの力がいる
止めることができたとしても次は無理だ
だけど
「オーシャンズ・ワルツ!!!!」
シュート技だけど。打ち返せれば。威力だけでも消すことができれば
たくさんの波が星の様に輝きを放ちボールにぶつかる
お願い!どうにかっ
その時、止めようと。ゴールを守ろと人の盾となっている
メンバーが目に映った
皆っ!?
私が今…コレの中心なんだ!私の力じゃ、無理かも。でも
「星明り!!!!」

と、止まった…
「はぁはぁ」
”星明り”はブロック技。あの状況で出せたのはソレだけだった
二つの必殺技と皆の力でどうにかゴールは守った
だけど…皆は倒れている
私も正直立っているのがやっとだ

でも、諦めたらそこで終わり!
だから、諦めたくない!!