二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.200 )
- 日時: 2011/08/12 12:00
- 名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)
六十七話「神降臨」
円堂がアフロディに近づき
「何しに来たんだ」
「戦うためさ、君達と」
その答えに円堂は敵になる…と思ったのだろう
「君達と共に」
次の発言に円堂に驚きの表情が浮かぶ
アフロディのチーム参加が認められ、雷門ユニホームを着終え
「そらさん、久しぶりだね」
それにそらは恐ろしいほどの笑顔と明るい声で
「何しにいた?さっさと帰れよ。バカヤロー」
「それは無理だね」
涼しくアフロディが返す
「改心した…とは聞いてたけど。ここまで来るとは思わなかったわ」
そらが冷静な声で言う
「貴方は強いわ。でもね、その強さで私たちは傷つけられたの。それを忘れないで
…。すぐには認めないわ。みんな」
「わかってるよ」
「敗北者か、人間に敗れた神に何ができる」
「ええんか?アイツに任せて!?」
「試す価値はあるわ」
「決定力を補うには…これもありよ」
「大丈夫。円堂君が認めたんだもの」
秋が言う
『エイリア学園との戦いは見ていたよ。それであふれ出る闘志を抑えられなくなったんだ』
『神のアクアに頼るような愚かなマネはもう二度としない。
僕は君達に負けて学んだんだ。
もう一度立ち上がる大切さを。人は立ち上がるたびに強くなる』
『本気なんだな』
『ああ』
『その目に嘘はない』
『ありがとう。円堂君』
開始早々、土門がボールを奪った
前線にアフロディがいる
パスをすれば良いシュートチャンス…だが
「(本当に…信じていいのか?)」
小さな迷いから戸惑い
ボールを奪われた
壁山がボールをキープするが
「壁山!アフロディに」
「え?でもっ」
「パス、するんだ!」
「は、はいっす」
壁山のパスは前すぎて、通らない
一之瀬はマークの強い豪炎寺へ
「なんで、マークの多い豪炎寺さんへ?」
「まだ、信じ切れていないのよ」
「(アンタは分かっていたはずよ。こうなるって…)」
ガゼルのノーマルシュート
円堂は何とか止める
「チームはかみ合っていないようだな。崩すのはたやすい」
木暮から綱海へ
「おい!遠いぞ!!」
「パスが乱れたぞ!今だ」
綱海の視界にアフロディが入った
「ちょうどいい!アフロディ!!!」
パスがつながった
みんな驚く
「いくよ」
アフロディが駆け上がる
止めに二人が行くが
「ヘブンズタイム」
ガゼルと一対一
「堕落したものだな。君を神の座から引きずり下ろした雷門の味方するとは」
「引きずり下ろした?違うよ。雷門の、円堂君の強さが僕を悪意から目覚めさせてくれたんだ。
新たな力をくれたんだ」
断言するアフロディに
「君は神のアクアなしじゃ、何もできない」
ボールを奪おうとあざ笑うようにガゼルが走る
「そんなものいらないよ」
アフロディはボールを横に流す
そこには豪炎寺がいた
そして、アフロディへ
「見せてあげるよ。生まれ変わった僕の力をっ」
「ゴッドノウズ」
「前より、パワーアップしている」
豪炎寺とアフロディのハイタッチ
「あんな凄いシュート、初めて見た」
「最大の敵は最大の仲間」
「みんな!このユニホームを着れば、気持ちは一つ!!」
その後、点を取られたことで本気になったダイアモンドダスト
鬼道のボールを奪い
「ザ・ウォール」
「ウォーターベール!」
そのままガゼルへ
「凍てつくがいい!ノーザンインパクト」
ガゼルの必殺シュート
「正義の鉄拳!!!う、わぁぁぁあぁ」
正義の鉄拳は破られ、ボールはゴールへ
「この程度か…がっかりだな」