二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.206 )
日時: 2011/08/13 05:53
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 六十九話「後悔」

「そらさーん」
そこには長い髪のツインテールを揺らして来た少女がいた
「頼まれたもの持ってきましたよ」
「かがり、ありがとう♪」
そらが言う
「かがり、久しぶりだな」
円堂が言う
「ん?久しぶりね。円堂。で、そんなもの何に…」
言いかけてヤメタ
かがりの視界にはアフロディが映った
でもすぐにいつもの冷静な表情に戻って
「わかりました。使い道が…。」

そらとかがりが話していると

「やぁ、かがり久しぶりだね」
アフロディが言う…が

「で、ダイアモンドダストとの試合はどうでしたか?」
「あぁーあれね。マスターランクとの初試合って割には手ごたえがあったわ」
「そうですか」
かがりは完璧にアフロディを無視ている
「(うわぁ〜ここまで完璧に無視してる人初めて見たぁ)」

スルーされ続けたアフロディが
かがりの肩に手を置く
「…………。」
『シュッ』
風が切られるような音がした
「痛、たたた〜」
一瞬の出来事だった

「かがり、今のキレイに決まったね」
そらは笑いながら言う
かがりがアフロディをそのまま投げたのだ(一本づよいだ)

「で、何か用」
冷たい視線と冷たい声をアフロディに浴びせるかがり
「それは酷いなぁ。友達じゃないか」
アフロディが笑う
すると、かがりは一瞬眉を動かしてから
「誰がいつ、誰の友達になったの?」
これはかなり、辛い言葉の攻撃だ

「かがり、あの時は悪かった。だも僕にだっt「うるさいっ!!!」かがり…?」
今まで冷静を装っていたかがりが崩れた
何かを我慢するような、そんな顔をして、声を荒上げた
「あたしは絶対に許ない。あたしはまだ、アンタを許してないっ!!!」

そう告げるとかがりはその場から走り去ってしまった


茫然とするアフロディにそらが
「大丈夫?」
「え?あ、ああ。わかってたんだ。こうなるって」
諦めたように言う
「そうね。だけどね、貴方はかがりにとって大切なの。だから…」
「そうだね」










修羅場があったが

「で、力を貸してくれるんだな。アフロディ」
「ああ」
「歓迎するわ」
「ありがとうございます。監督、お言葉ですが今の雷門には決定力が足りませんからね」



こうして、アフロディは仲間になった












「…なんで、どうして?」
先ほどの自分の発した言葉に後悔し、悲しそうな顔をするかがり



「変わらないと、いけないのに」

そこには普段の強いかがりはいなかった



「なんで…あの時いなくなっちゃったの?」