二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.350 )
- 日時: 2011/09/03 11:31
- 名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)
七十九話「宇宙最強、カオスの力」
そして、カオスとの試合
「円堂、遠慮はいらないぞ」
「決めてやろうぜ。デスゾーン2」
アフロディが吹雪の事を気にかけるように見る
「何してんだ?」
「綱海さん…俺」
「大丈夫だって、お前なら」
「…はい!」
そして、観客席の奥。陰に隠れてフィールドからは見えない位置にかがりがいた
「おめでたい奴等だ」
「負けるとわかっていて、ノコノコ現れるとは」
バーン、ガゼルが言う
「円堂守!宇宙最強チームの挑戦を受けたことを後悔させてやる」
ガゼルが言う
「負けるもんか!俺にはこの、地上最強の仲間達がいる!!」
円堂も言う
「勝負だ!!!」
「カオス…ダイアモンドダストとプロミネンスの強者を集めて混成されたチーム」
そらが考え込むように言う
「この間のダイアモンドダストの時よりも強いのは確実」
舞衣香が続く
「でも、あの時と違うのはこちらも同じです」
菜乃香が言う
雷門からのキックオフ
豪炎寺、アフロディ、豪炎寺、一之瀬
パスは決まり、攻め上がる
そこにカオスボールを奪いに来た
「お前なんかに取られるかよ!」
塔子が言い終わるのと同時にボールが奪われた
「どうゆうことだよ。この前はかわせたのに!」
「スピードが…上がってる」
「前よりも、速くなってる。あれからそんなに時間はたってないのに…」
そして、ボールはガゼルへ
「こんどこそ、教えてあげよう。凍てつく闇の冷たさを」
「ノーザンインパクト」
「(ムゲン・ザ・ハンドはまだ、完成していない、ならっ)
マジン・ザ・ハンド!!っわぁぁぁああぁああ」
ボールはゴールへ突き刺さる
「これが、我等、カオスの実力」
「(思った通り、彼等はこの試合に全てを賭けている)」
「苦しい戦いになる…皆」
観客席の奥でかがりは呟いた
ボールはアフロディに
「ヘブンズタイム…ついてこられるかな?」
そのままボールを持ちこむが
「…」
「なっ!!!!」
アフロディがボールを奪われた
「ヘブンズタイムが破られたっ!??」
土門が驚きの声を上げる
「ネッパーか。プロミネンスもなかなかやるじゃないか」
ガゼルが上から目線で呟く
「ヒートっ!!」
ネッパーからヒートへにパス
だが、これは鬼道がカット
豪炎寺にはマークがついており、パスができない
「アフロディ!!」
「ヘブンズタイム」
アフロディがパスを受け取る
が、ネッパーにまた、ボールを奪われてしまう
「…ヘブンズタイムが…通じない」
ボールはバーンへ
バーンはそのまま持ち込む
円堂も抜かれて
「ジェネシスの称号は俺達にこそ、相応しい!!!アトミックフレア!」
立向居はゴールを守ろうとするが、その威力が強く
またも止められなかった
「強い…今の立向居じゃ、止められない。だったら点を取らないとっ!皆………照美」
試合は一方的。カオスの猛攻は止まらない
「マズイわ。このままだと」
そらが不安を口にする
吹雪は何の役にも立たない自分を責めるように試合を見る
ボールはバーンへ
「アトミックフレア!」
円堂が立向居を見てから、ゴール前に出てきた
「何っ!?」
「メガトンヘッド!!!!うぉぉぉおおおおおおぉぉぉ!!!」
ボールはフィールドの外へ
円堂がなんとかゴールを守が、まともにシュートを受けた円堂が倒れこむ
「円堂君っ!!!!」
秋が心配を声にして叫ぶ
「大丈夫だ。これぐらい、何でもない」
円堂が笑って言う
「よしっ!俺達も負けてられないっ」
「これ以上点はやらないっす」
「お、俺だって」
円堂のワンプレーで流れが変わった
「凄い、たった一回のプレーで流れが」
「これが、円堂の力。グランを引き付けたグランの力かっ」
「だが、所詮は悪足掻き」
「イグナイトティール!!」
一之瀬がボールを奪われた
土門もだ。守りは固くなかったが攻めきれていない
ボールを繋げることができていない
「ディフェンスラインを下げてるせいで、中盤が手薄になってる」
菜乃香が言う
「でも、ここで円堂君を上げたら守りのリズムが崩れてしまう…」
菜乃香が続けて言った
「得点差は十点。これ以上、点を取られるわけには」
舞衣香が言う
「ボールが完全にカオスに支配されてる」
かがりが言う
「(…円堂が後ろすぎて、デスゾーン2は。だからって前に今は出せない)」
「(本当にないのか?こいつらにすけいる隙はっ」)」
鬼道は悩んだ
「見えたな、この勝負」
「俺達こそが真のジェネシスだ」