二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.40 )
日時: 2011/04/19 21:48
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 十九話 「銀世界での誓い」

〜そら視点〜
ジェミニストームを倒す事のできた雷門であったが
「我々はイプシロン、エイリア学園セカンドランクチーム。」
イプシロン…。
これで、吹雪君はここから出なくてはならない。
つらら………アンタの思いはわかった。でもっ。
「吹雪君?明日には行くんだから。つららに。」
「あ。うん、だけど…」
「つららに背中押してもらってきなよ。」
「………………。」
「…吹雪君。つららはまだ、吹雪君のこと。『士朗君』て呼ぶんだね。」
「…。」
吹雪君は辛そうな顔になった。
昔は『士朗』だったのに、
 アツヤ君がいなくなってから。ずっとあの子も…苦しんでる。

〜つらら視点〜

夜、雪が降り続ける外。
「士朗君。明日行くんだね。頑張っておいで」
「つららちゃん、僕は」
「大丈夫、吹雪士朗を見せつけておいで。
士朗君。私は一緒に行けないけどここでずっと信じて待ってるから。
それぐらいしかできないけど。」
私は士朗君を抱きしめた
「大丈夫、士朗君なら。自分を信じて。」
「うん。」
「誓う。私は何があっても士朗を信じてるから」



次の日
キャラバンは出発していった。
士朗君も。
「アツヤに負けないで。士朗は士朗だから…」