二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.412 )
- 日時: 2011/09/18 09:04
- 名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)
八十六話「決戦の地へ」
「わかったわ。連絡ちょうだいね」
そらはそういうと電話をきった
「かがり、お願いね」
真剣な表情で言う
「分かってる。こっちは任せて。だから、そっちもね」
「もう、朝か…」
キャラバンには雷門イレブンが集まりだしている
「ヒロト…」
朝の学校には霧が出ており、全体を見渡すことはできない
ヒロトの事を円堂以外は見えていない
「速く来なよ。俺達のホームグランドに」
「お前の言うホームグランドって富士山の事か?」
「そうだよ」
「それに瞳子監督の事も」
円堂は疑問を並べるが
「何でもないよ」
「それじゃ、答えになってないわ」
そう言ったのはそらだった
「そらっ!」
「少し遅れてきたのだけど…貴方がいるなら、それでも良かったわね」
そらはヒロトを見てそう言う
「答えろよ!ヒロトっ!!」
続いて、円堂が言うが
ヒロトの目つきが変わった
「!」
「俺はジェネシスのキャプテン。グランだ。基山ヒロトじゃない」
その声は今までとは違う、冷たい声だった
「何、いってるんだ」
「基山ヒロト名でサッカーはしない」
そう言い放ちヒロトは…グランは立ち去った
「円堂君、いこ」
キャラバンにつくとほとんどのメンバーがそろっていた
一之瀬達を除いて
「いてるいてるー!」
聞き覚えのある明るい声
「リカ…」
キャラバンの奥からリカができ来た
そして、リカを無理矢理にも見えるが誰かの腕を引っ張り出した
「一之瀬」
続けて、土門も出てきた
「皆、考えてる事は同じ、ってことかな?」
キャラバンに皆が乗り込む
そらは
「始まる。最後の戦いが。それぞれの思いがぶつかる戦いが…」
「ジ・アース。このメンバーで…」
富士山につくとそこには
「何、アレ」
「ここが…エイリア学園なの?」
「監督、ここが。」
「ええ。そうよ」
円堂は顔を引き締め
「いくぞ!皆」
「(ここが…勝たないと、いけない!勝たないと誰も救われないから…)」