二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.446 )
日時: 2011/09/23 12:51
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 八十九話「諦めない思い」

其々がポジションにつく
円堂は
「そら。エイリア学園が言っていたのは」
「…この試合が終わったら、全てを話すわ。だから、もう少し…待って」


ジェネシスからのキックオフ
すでにもう、ゴール前
だが、
「行かせるかっ!メガトンヘッド!!!」
円堂が止める
ボールは鬼道の元へ
止めにくるが
「イリュージョンボール!」
ボールは一之瀬に行き、豪炎寺に行き、一之瀬に戻る
ジェネシスのゴール前にはノーマークの
「こっちよ!」
そらがいた

一之瀬からパスを受けたそらは

「シャイン・ウイング!!!!」
ボールには白く輝く純白の羽
「(しまった!久しぶりすぎて…威力が、弱い!!止められるっ!!)」

「プロキオンネット」
GK、ネロに止められてしまった
その後、豪炎寺もシュートを打つが
「プロキオンネット」
止められた

「そらちゃんのシュートが…」
「そらだけじゃない。豪炎寺もだ」

塔子がボールを持ち込むが
「何!?」
ウルビダにボールを奪われる
そして、ボールはグランの元へ

「流星ブレード!!!」

「止めろ!立向居!!」
「止めてっ!」

「ムゲン・ザ・ハンド!…う!うわぁぁぁあ!」

「破られた…」
「ジェネシスが先制点」


「分かっただろ?最強はどちらなのか」



「この素晴らしさ。瞳子、お前にもわかるでしょう」


別の場所でその声を聴いて居た者がいた
「…『素晴らしさ』ねぇ。わからないわね」

「エイリア石でもった。“強さ”それに何の意味があるというの?」





「ヒロト!お前たちは間違っている!!本当の強さは努力して身に着けるもの何だ!!!」
円堂が叫ぶ
「果たしてそうかな?我ら、ジェネシスこそ最強なのだ」

「”最強“…か。いつでも崩れる形だけの言葉」
そらが小さくそう言った


「そうだよ…勝てるはずない。パワーが違いすぎる」

「!究極奥義が破られたことで、皆」
「…まだだ。雷門のサッカーはこんなことで終わらない」
菜乃香と舞衣香が言う




「顔をあげなさい!!!」
力強い声が響く
全員がその声の方向、瞳子監督の事を見る
「今日までの特訓を思い出して!貴方達は強くなっている。
諦めず、立ち止まらず、一歩一歩積み重ねてここまで来たの!」

「自分を信じなさい!そうすれば勝てるわ!!私は信じているわ!!!」

その言葉に全員が、全員の心が決まった
「そうよ。最初は全然強くなかった!!はっきり言って、『弱い』とか私も思った!!!」
舞衣香が言う
「だけど…貴方達には誰にも負けないものがある!『諦めない』その思いは、思いだけは誰にも負けないものです!!!」
続いて菜乃香が言う

「…それでも、ここまで来た。ここまで、来れたのっ!
だったら、最後まで…私達らしさで…。雷門イレブンのサッカーをしよう!!!!」
そらが言う

「あぁ!皆、勝つぞ!!!」
円堂が言う



豪炎寺がボールを持ち込むが周りはマークをされていて
パスが出せない

「(普通に撃っても止められる!)爆熱ストーム!!!」
だが、ゴールとは逆方向に
そこに走りこんできたのは円堂
「メガトンヘッド!!!」
二つの技の威力がゴールを襲う…が

「プロキオンネット!!!」

「止められた!!?」



ボールは再びグランの元へ

「流星ブレード!」

「ザ・タワー!!」
「ザ・ウォール!!」
塔子と壁山のダブルディフェンス
だが、それはあっさりと破られた
「「うわぁぁぁあぁああ!」」

「ムゲン・ザ・ハンド!!うわぁぁあ!!」

ゴールが決まる、誰もがそう思ったが
「うおぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉおおお!!!」
綱海がどうにか、ゴールを守った

「すみません。俺が…守らないといけないのに」



「(どうして、僕はここで座っているんだ?完璧になるためにキャプテンや皆といることを選んだのに…)」

「(アフロディ君は自分を犠牲にしてまで戦った。染岡君は僕にFWを託してくれた。豪炎寺君も強くなって戻ってきた)」


「(なのに…僕がこのまま、ここにいていいはずがない。あの時みたいにまた、何もできないのかっ!?
完璧じゃないから…完璧じゃないから…僕は試合にすら、出れない)」

吹雪が葛藤している内でも試合は続く
必至に戦う姿
「(それでも…それでも…僕はっ!!!!)」

吹雪が立ち上がる