二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜 ( No.48 )
日時: 2011/04/24 18:51
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 二十四話 「時間をください」

「「いいですよ」」
声をそろえて言う
だが。
「ただ、今すぐは行けません」
菜乃香が言う
「私たちの仲間はこの間の戦いで傷ついた」
舞衣香が続く。
「…。私たちの仲間はほとんどはもう。」
「このチームでもう試合ができるほど回復している」
菜乃香が苦しそうに後に続く
「入院者ももちろん出ました。」
「まぁ。もう退院ってのがほとんどだけど…」
「………まだ目を覚ましていない人もいます。」
「!」
その発言にほとんどが驚いた
舞衣香は今までとは違う、真剣な顔でいった
「彼が目を覚ますまで、私たちはここにいたいです」
「…もうすぐ目を覚ます。きっと。」
「途中から必ず合流します。だから、少しだけ時間をください。
たとえ目を覚まさなくても必要とあればそちらへすぐ向かいます。」
「「だから、お願いします!!」」

「監督。この子達今無理やり連れてっても使えませんよ」
そらが言う
「そらその言い方はないなぁ」
舞衣香が言う
「お、落ち着いて。ね?」
菜乃香が言う

「わかりました。ただし、…」
「「ありがとうございます」」

「舞衣香さんと菜乃香さんとそらちゃんって、友達なの?」
秋が聞く
「ん?えっと。京都にいたときにね」
「その頃のそらはもう少し素直でねぇ」
「(カチン)何よ」
「舞衣香ちゃん、そのぐらいで。そらちゃんも落ち着いて。」
「…………。」
そらと舞衣香がにらみ合っている。
「……………」
その他はそれを「どうしようか」と眺めている
「…。ちょっと。ねぇ?そらちゃん?舞衣香ちゃん?ねぇ」
「「菜乃香は黙ってて!!!」」
「(ブチ)」
菜乃香は笑っているが、何か変だ。
「舞衣香ちゃん………。そらちゃん………。」
そういって二人の腕をつかんだ
影ある笑顔で
「落ち着こうか?」
「「な、菜乃香………」」
二人の顔はひきつっている
「「………あの、その、…ごめんなさいっ!!!!」」
誤った
菜乃香は笑顔に笑っていない声で
「仲良く、しようね」
「「はい」」


「菜乃香さん…カッコイイです」
「え?いやあの。その」



「菜乃香はね。普段優し分、怒ると…ね」
「う、うん」