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　三十話　「またまた、戦い」

一之瀬をかけての試合
CCCのドリブル。風丸が抜かれた
「風丸君相手が女子だからって手を抜いたら困りますよ」
「いや、そんなつもりじゃ…」
相手選手のウィンク☆
顔を赤くする風丸
風丸は何が視線を感じそちらを見ると
「…………………………。」
そらが無表情で見ていた
「…（やばい」
前半が終わった
「一郎太…」
笑顔でそらが来た
「そら、あ、あのな？」
にっこりほほ笑むと
「バカ」
そういってからすねたような顔になり
「あっ、ああいう子がタイプなのっ！？？」
「サイテー女の色仕掛けに負けるだなんて…」
かがりが冷めた声で言う
「……………………。」
何も言い返せない風丸

後半開始
前半とは違い雷門ペース


試合が終わったころ
「なぁんだ。終わっちゃったんだぁ」
明るい声が響いた
「あ。舞衣香、菜乃香遅かったわね」
「ごめんなさい。」
「なんだ。お前ら来たのか」
「ええ。みんな退院できたから」

「何か…あるんじゃ？」
「あぁ。実はなぁ」
バッ
リカが他メンバーに押さえつけられた
「うちらだけの秘密やろ？」
「でもぉ」
「タダで教えんのもなぁ？」
「そうやっだったら！！」

「そら！ウチと勝負や」
いきなり言われた
「…。は？」
「ウチと勝負して勝ったら秘密教えてやんよ〜」
「………。」
イヤそうな顔
「リカぁ。勝負種目は？」
舞衣香が聞く
「そうやな〜…前と同じでええやろ」
「前と…」
「同じ…」
そらとかがりが言う