四十二話 「動きだした運命」この後、私たちはしばらく大阪のこの施設で修行していた。だが、陽花戸中に円堂守の祖父”円堂大介”が残した、ノートがあるというのだ。それを見に、…「…陽花戸中、か。」「なんで円堂のじいさんのノートがそこになるのよ」疑問は増えていった「(ん?…サッカー部のレベルはそれほど高くないみたいね)」カタカタカタ…「(あら、このキーパー…へぇ面白そうね…)」かがりは一人、情報を集めていた