二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.37 )
- 日時: 2011/04/07 19:37
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
——期待しなくてよかったかも
第141話 久しぶりの再開。早5分
「シルバーさん、久しぶりです!」
「ああ、というよりお前のペースは相変わらずだな」
「? そーですか?」
出口に逃げる人々の間を小さな身体を生かして間をすりぬけていく
そしてたどり着くのは懐かしい友人の下
「というより、こんな状況でマイ、ひとりだけか?」
「うん……あ、はい」
思わず敬語を忘れてしまい慌てて修正をするのが可愛く思えたのか
あのシルバーの口元があがり、頭をなでる
目がパチパチと音がするくらい瞬きをし驚きを示すが、目がとろんと眠くなる
のもつかの間
「マイ、お前ポケモン持ってるよな。あっちで‘アヤノ‘がいるから助太刀してこい」
「…………え?」
マイの苦手な人ランキング一位のアヤノの名前
そして‘助太刀‘の二文字が頭をよぎる
「あ、あの甘ーい時間とかそうゆう「あるわけないだろう。この状況で」そうですよね! じゃ、わたし行ってきます!!」
間髪いれずに放った台詞はある意味マイに勇気を与える
少々涙が出てきた気もするが、走りながら涙がゆれ、はじけとんだ
(ぜんぜん感動しない涙だ——!!)
そんなことを思いながら走っていると見つけてしまった
二つの影、そしてまぶしい稲光が水面へと消えては現れたのが見えた
「周りの人もいなくなってきたわね」
「ああ、この調子で「二人ともー!」なんだあいつ」
「久しぶりの再会にそれはないでしょ」
どうやらマイはこの二人の目の前にするとどうもキャラが違くなり自分でもあせる
だから、苦手なんだよね。と心の中で苦笑い
「モココ、次はあのギャラドスよ! それで貴方、電気ポケモンは持ってるの!?」
「持ってるよ! まったくもう、うるさ「黙って出すの!」あーはいはい!」
アヤノは的確な指示で次々とギャラドスを気絶させていくのに対しマイはというと
トロトロとした対応でボールをとりピカチュウを出した
ピカチュウを出す際にコウと背中同士でぶつかってしまうが、今の状況で流石のコウも怒涛は発しなかった
「ピカチュウか(可愛いな)……ブラッキー! ‘かみつく‘だ!」
「うん、かわいーでしょ。ピーくん‘電気ショック‘!!」
(フィー!!)
腰についているエーフィが動き出した
自分の弟——ブラッキーを見て自我を軽く忘れかけている
珍しいことに勝手にボールから出てきた
「ふぃっフィーちゃん!? え、えと!! ‘サイケ光線‘!!
ピーくんは‘雷‘!!」
初めて二匹同時の指示に混乱するが二人が見ている
格好が悪いことはしたくないから冷静な態度を見せる(つもりであるが)
(フィー!)
(いつも以上にやる気だね! よーしコウアヤに負けないぞー!)
(( コウアヤ!? ))