二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.46 )
日時: 2011/04/07 19:41
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)

第150話 ポケちゃんにツッコミいれたからって文句はきかないよ?

はろーはろー! みんな元気!
ってのん気に語ってる場合じゃないんだよ!

なんか目の前に、茶色をベースにしたわんちゃんみたいに四足で
だけどペンギンみたいにデッカイなんかつけてたり、赤いえと、ひとで! うん、ひどで!
ひとでがついてたり、背中からはもさもさー! って白い毛が出てたりして!
あー! もうわけわかんないよー!

「ねー誰なの?」
(——Intention exchange)

ふわ、と意識が遠のいた
意識が無くなったとか、そうゆうのでは無くて目を瞑るくらいで倒れはしない

《目を覚ましてください》
「……ん」

必然的に起きるのも早い
それなのに生物が放った言葉の意味は?

——意思交換

そのままの意味で、マイと`アヤ`の意思を交換させた
体的なものではなく、意思だけ意思だけを交換させたのだ

「え、エンティ!」
《よかった。成功しました》

声色はマイそのものだったが、口調がいつもと違う
そして、生物の名前を知っている時点でおかしいだろう

「貴方、今まで意思交換なんてしなかったのに。
どうして? 私を呼べばいいのに……意思交換なんて」
《それはアヤノが足を……それに寝てしまったから》

あ。と口元に手をあて、ちらりと本物の身体を見る
自分の顔を鏡無しで見るほど気持ちが悪いことはないと思った

「それで、どうしたの?」
《アヤノがここに落ちたってスイクンから聞いたから
あとマイって子の持ってる`銀色`の方のリングに力を貸してやれっていわれたし》

アヤの質問を的確に答え、自分には任務がある。ということも話してくれた
`銀色のリング`確かにマイは持ってるけど、何に使うの? と聞きながらリングを腕から外そうとした時


「とっちゃ、だめー」
「! なんだ寝言、みたいね」

眠っているはずの身体から声が聞こえたものだから驚いてみてみるが
寝ていただけだった
それでも、寝言から察すると触られたくない、大事なもの。と理解ができる

「このままでも、できる?」
《はい。任せてください》

気持ちを理解したことで、腕に付けたまま差し出すとエンティが目を瞑る
そして、ポケモン語なのか何て言ってるのか解らなかったがリングが光って効果が出てきたのは分かった

「これで、何ができるの?」
《道に迷わない。そのリングに矢印みたいなマーク付いてるじゃないですか
それ動くようにしたんですよ》
「あら、そうなの……勝手にやって大丈夫かしらね」
《大丈夫ですよ、多分……》

無責任ね、と苦笑いしながらまだ用はあるの? と腕を組み問うと
自分の任務はここまで。といい、気をつけて脱出してください、なんてまた無責任に言って水に融けるように姿を消した

「じゃあね——」

手首だけ振りさよならをすると同時にアヤの意識が消えた
どうやらIntention exchange<意思交換>もここまでのようだ

次に目覚めた時、彼女らには一体どのような試練が訪れているのだろうか
それは神しかしらない物語だった


(あいす、たべるなー)
(にいちゃん、ただいま)
(ありがとう、えんてぃ)