二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ わたしとあなた ( No.6 )
- 日時: 2011/04/07 19:06
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
第12話 かぜひきました
「こほっ こほっ」
はぁ、とため息をつくマイ
「かぜ、、、ひいちゃったなあ」
2人部屋に1人ポツン
早くゴールド戻ってこないかなあーと
1人マイは考えていた
「マイ? オレだけどよ今ジョーイさんに
なんか食いモン頼んだいたぜ」
「あ、ありがとー」
どうやらゴールドは風邪を引いたマイに
栄養のあるものをジョーイさんに頼んできたらしい
「そーだなあ……あと30分くらいで
できると思うんだけどなあ」
「さんじゅっぷん、、、」
思考低下しているマイ
ボーとしてるゴールド
「あーオレまだ朝飯食ってなかったなー」
「たべてきていーよー」
「そーかー? んーでもマイ1人だと寂しくねぇ?」
「だいじょーぶだよー。
かぜうつしちゃわるいし…」
ゴールドは遠慮気味に部屋から出て行った
そんなゴールドにマイは悪い事したかな? と不安
そうな顔
「こほっ こほっ」
はぁ、とまたため息をつくマイ
「さんじゅっぷん ってまだまだだよねー」
「……………………………………」
「そういえばゴールド、、、さんと初めてあった
時わたしどんな感じだっけ?」
(……マイ泣いてねーよな………)
第13話 過去の話
わたしとゴールドさんが初めて会った日
それは3年前の春だった
初めてワカバにきたとき都会のような田舎のような
不思議な要素をもつタウンだと思ったのを今でも覚えてる
両親がいないわたしは保育所でいつも泣いていたっけ
そんな時 博士が来てくれた
元々(かなり)弱虫で(かなーり)泣き虫のわたしは
何されるのかよくわからなくてただただ泣いて
園長先生に泣きついていた
(ご迷惑をおかけしました)
「始めまして君の名前はなにかな?」
「まっマイですっ」
優しく博士は問いかけてくれたのにわたしは……
わたしはなんていい加減な挨拶をしたんだろ!
ごめんなさいぃぃぃぃぃいいいいいいいいい(壊れたマイ)
ワカバに着いたときわたしの目と鼻は真っ赤だったんだろうなあ……
(恥ずかしいっ)
「はいここが僕の家だよ、ここから少し遠いところに
僕の研究所があるけど遠慮せずに来ていいからね」
「………」
うわっ! わたしダメな子じゃん!
首を縦に振るだけとか……はあ。
ごめん博士(今度電話しよ)
「あと今は留守でいないけど僕の家にもう1人いるんだ」
「……?」
「う〜〜ん、なんて言えばいいかな。
母さんというよりおばさんに近いけどおばさんでもないしな」
「……?????」
「ああ、ごめん。 とにかく優しい人がもう1人いるよ」
「は、はい」
ここでようやく返事したんだっけなぁ
博士うれしそうだった……
「それじゃ僕はいったん研究所に戻るけどマイちゃんも
ってやっぱり無理だよね…そうだ僕のポケモンを貸してあげるから
ここワカバで遊んでくるといいよ」
「そうします」
博士にそういわれてワカバを探検した
(すぐにバテたのはいい思い出だったり)
(たくさん公園がある! 遊んでみたい)
でも何処の公園も沢山の人! 人! 人!
もう怖くて公園なんか行かない! って誓ったのに
ゴールドと居たら人が沢山いても怖くなくなった
ゴールドに初めてあったときは
【絶対友達にしてはいけないタイプ】だと思ってた
(ごめんねゴールド)
日がくれそうな時刻にゴールドとあったけ
泣いてたわたしに優しく声をかけてくれて博士のトコまで
送ってもらった
それから毎日毎日ゴールドが遊びに来てくれたんだっけ
(ありがとう、ゴールド)
第14話 お粥、杏仁豆腐、君
「こっほ、、、」
回想シーン(?)が終わった途端に咳がでた
はあ〜〜〜〜〜〜(長い長い)
「あたまいたい………」
そんな呟きが聞こえたのか天使さんが来た
「マイさん? 栄養一杯のお粥を
お持ちしましたよ」
「ふぁ〜い」
あ。 だらしなーい返事しちゃた………
すいません、天使さん
「はい。 どうぞ」
はぅ! 笑顔が眩しいですよ!!
「あ、ありがとうございます………」
「いえいえ。 早く元気になってくださいね。 あなたのお連れが心配してましたよ?」
「ほぇ? なで?」
(あ、なんでの<ん>が抜けた)
「ふふ。 とりあえず元気になって」
「はい」
ジョーイさんが出て行ってから
また1人になっちゃった。
ゴールドーはやくきてくれないかなー
またまた、呟きが聞こえたのか
今、一番あいたい人が帰ってきた
「マーイ? 入るぞー」
「どーぞー」
静かに扉閉めるゴールド
後ろにはバクたろう(ヒノアラシのニックネ-ム)
「ほらマイ見ろよ!
お前の好きな杏仁豆腐あったから
持ってきたんだ」
「わ〜、ありがとう〜」
はやくお粥を食べようとしたら
慌てんなって言われちゃった(汗
「誰も食わねーから。
ゆっくり食べろよ?」
うん、と敬語を使わないでいえた
ゴールド、気づいた?