二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ほぼKey作品の小説 ( No.12 )
- 日時: 2011/05/25 16:50
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: ZqtI4eVj)
12話
今日は日曜日
一応この世界にも曜日は存在する
さらにテレビも現実のドラマやアニメがやっている
一体、どうやって放送してるのやら・・・
昼になって、携帯の着信音が鳴る
ゆりからだ
『夕方4時作戦本部に集合!!』
この一文だけだった
そして3時50分
俺は部屋を出て校長室に向かう
〜対天使用作戦本部〜
ゆり「よく集まってくれたわ」
日向「って・・・なんで俺ら6人だけなんだよ!?」
日向が即ざまに突っ込む
そう、今校長室にいるのは、俺・日向・ゆり・天王寺・神戸そして中津の6人だ
ゆり「だって、今からの作戦大人数じゃなくていいもん」
日向「じゃあなんで俺を呼んだ」
ゆり「一番暇そうじゃない」
日向「なんでだよ!!」
ゆり「それよりも!今日の作戦はちょっと確認したいことがあるのよ」
音無「確認?」
ゆり「そう、実は近頃体育館に不思議な音が聞こえるって噂があってね」
神戸「不思議な音?」
天王寺「NPCが部活でもしてるんじゃないのか?」
ゆり「普通ならそうなのよ
でも、あの体育館を使ってるのはバスケ部だけ
しかも、そのバスケ部は今休部中」
音無「それで何の音か調べに行く・・・」
ゆり「その通り」
日向「また楽な作戦ですね
俺いなくても大丈夫じゃん」
ゆり「いや、日向君はいざとなったときの身代わり役よ」
日向「ひでー扱いだな!!」
ゆり「女の子が3人もいるのよ!
女の子を守るのが男子の役目じゃないの!!」
日向「少なからず、おまえは守る必要は無い」
ゆり「なんでよ!!」
音無「お、おい!それで作戦はどうするんだ?」
ゆり「おっとそうだったわね
いつも音がする時間帯の5時に体育館に行って調べるだけよ
いちようあそこにもギルドへの入り口はあるからね」
音無・天王寺「了解」
神戸「楽しみ♪」
中津「楽しみ」
日向「はぁ・・・また面倒だな」
〜PM5:00〜
〜第3体育館〜
天王寺「どんだけ体育館があるんだ」
ゆり「基本、この辺から中学や小学校も活用するからね
この学園には全部に4つの体育館があるわ」
音無「すげぇ数だな」
ゆり「さぁ行くわよ」
俺たちは体育館の裏の入り口に近づく
確かに何か音はするが、これはどう聞いたって・・・
音無「なぁこの音って・・・」
日向「音無の感ずいたか」
音無「あぁ」
神戸「実は私もわかっちゃった」
天王寺「絶対この音って・・・」
ドアを開けると数人の小学生ぐらいの子どもと俺たちと同じ背ぐらいの男子が一人と女子が二人バスケの練習をしていた
「な、なんだ!?」
一人の男子が気づき声を出す
「どうしたのすばるん?って誰だ?」
続いて女の子が聞く
日向「やっぱバスケの練習じゃん」
ゆり「でも、今はバスケは休部中のはず・・・」
中津「それは高校だけ
見たところ、彼女達は小学生」
神戸「小学生の子がバスケの練習をしてたんだね」
「あの・・・どちら様で?」
すると、ポニーテールの髪をしている女子が声を掛けてきた
ゆり「あっごめんなさい
ねぇ聞きたいことがあるんだけど、ちょっといいかしら」
「は、はい構いませんけど」
ゆり「ごめんね
あぁ私、仲村ゆり」
日向「通称ゆりっぺ」
ゆり「だからそのあだ名教えるな!!」(蹴)
日向が見事に飛んだ・・・