二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森☆だいすき村だより☆ ( No.15 )
日時: 2011/09/09 19:03
名前: リボン ◆UGX7J2Qvjo (ID: e7NtKjBm)

第9話[クール]

「お姉ちゃん!おきて!!」

「んあ?まな?
って、えぇ!?もとにもどってる!!」

「?どうしたの?それよりクールがいなくなったの!!」

「え、嘘!?」

「この手紙渡されたんだけど・・・」

えーっと、何々?

『りな、まなへ

俺、お前達を助けたからあくま村を裏切ったことになったんだ。

べつに、りなとまなは悪くないからな。

お前がこれをよんでいるときには、俺は牢屋にいるだろう。

きっと、今夜の12時には俺は死んでいるだろう。

さよなら。

クールより』

よんでいるとき、あたしは泣いた。

「お姉ちゃん・・・」

何よ、何が悪くないのよ。

「馬鹿みたい…」

「お姉ちゃん、いく?」

「当たり前でしょ、いかなきゃ」

「それじゃあ、いこ」

「うん!」

「お姉ちゃん、そろそろバスくるよ!いこ」

「ok」

       ☆

「ねぇ、ここ座っていい?」

「はい、どうぞ」

「はっじめましてー、貴方達名前は?」

「あたしりなだよ、この子が妹のまな」

「始めまして、貴方は?」

「うふふ、うちこのバスに乗って旅してるんだ。
れいめいっていうの」

「れい・・・めい?」

「うん、で、りな達はどこいくの?」

「あたし達はいまあくま村にむかってるの」

「ふーん、あくま村は大変な村だよ?
これもっていきなよ」

れいめいが香水みたいなビンをくれた。

「なんですかこれ?」

「ピンチになったらあけてみな」

「ありがと」

「あ、ついたよ、またね」

「うん、またねー」

なに、この村・・・。

「お姉ちゃん、この村…」

うん、わかってる、まな。
だって、城の上から紫色の煙がでてるもん。
クール、まっててね。

第9話終わり