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この小説のテーマソング決定！！
歌詞は、リク掲示板で月光様に作っていただきました。
曲は無いですので、お好きなリズムで聴いてくださいな。


”蝶と傷跡と小さなセカイ”

歌詞：月光様
理想の歌い手：ＧＵＭＩ（コーラスに初音ミク）


左の小指小さな重み
ふわり、羽根を下ろした蝶
彼女の綺麗な藍色から鱗粉が落ちた

あぁ可哀想に
片羽根を痛めている
まるで昔の私のようだ

そう、彷徨い答えを見つけられなかった
弱いあの頃の私


ひらりと飛び立ったキレイな蝶
片羽根の傷を気にせずに
軽く、強くそらへと舞いあがる

私もそんなふうになれるのだろうか
そんなふうに、なりたいな


愛しています、ええ誰よりも
言葉なんてただの錘でしかなくて
自由な羽根をもがれるのと一緒

羽根を取られた蝶なんて
なんの価値もないのかしら?
セカイは残酷ね

必要とされない、いなくても同じ
その言葉がなによりも辛いなんて知らないでしょう?


ふわり、舞い上がる
綺麗な藍色をちらつかせて
傷をも受け入れられるなんて貴女は強いのね

私はそんなふうになれないわ
傷を、引きずることしかできないの


はらり、鎖が落ちる
私も、なれるのかしら
あの蝶みたいに軽く、強く　なってみたいわ

きっと大丈夫なんて気休め?
それでも今、飛び立つ