二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 悪ノ娘〜「さぁ、ひざまずきなさい!!」〜 ( No.111 )
- 日時: 2012/04/22 16:42
- 名前: 鏡猫 (ID: a8bifGsH)
第4話 滅びゆく黄の国
毎日少しずつ税金があがる日々。
人の苦しさを知らずに生きているわがままさ。
そしてついに、無実の娘を殺した罪。
1つの国を自己満足で滅ぼした王女。
他、多数。
黄の国の王女に対して、国中の人達が黙っているはずがない。
街では、王女を倒すためにいろいろ策をねっている。
だが、それを王女はしらない。
この前、緑の国を滅ぼした兵士たちは今、疲れきっている。
王国を攻めるのは簡単な事。
まさに革命の時だった。
その革命軍を収めるは、赤き鎧の女剣士。
実力はなかなかのものだ。
黄の国の住人だけではない。他の国の住人までもが怒りに怒りを震わせている。
ついに革命開始。
黄の国は次々と攻略されていう。黄の国の兵士達は、手につかない状態だ。
それだけ圧倒されている、というのもあるんだろが、まず体力がない。
そこが弱点だろう。
しかも、革命軍の味方になる。といいだす兵士達まで現れるのだ。
城がかこまれるのも遅くはない。
予想通り、時間はかからずして城にせめこめた。
「もうお前に逃げ場はない! 今頃お前に味方しようという奴はいないだろ?」
赤の鎧の女剣士———メイコは、城の中にいる王女に問う。
しかし、出てくる気配はない。
「中を探せ! 絶対に見つけるんだ!」
「「「「「はい!」」」」」
「見つけたぞ!!」
何時間かたって出て来たのは、確かに王女の格好をしていた。
「何をする!?私に逆らう気?この無礼者!!」
「今更抵抗したってもう遅い。お前に味方はいないのだから。」
革命軍の1人が言う。
「ふん、お前達なんぞ私1人でなんとかなるわ」
「今、この状況でいえる立場か?」
「うっ・・・」
王女は、抵抗しても無駄だと分かったのか下を向く。
その後、王女はずっと寂しい顔と悔しい顔がまじった顔をしていた。
王女がすんでいた城が燃え尽き跡形もなくなるまで革命は続いていたという。