二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: サイハテ ボカロ小説 リク的なもの募集中 ( No.56 )
日時: 2011/08/15 21:41
名前: 猫科の犬 (ID: UDcUxrh6)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

短くてスミマセン

第2話 青い空

ミクはすぐに歌い終わって空を見上げた。
そこにあった空は、青かった。
どこまでも。どこまでも青かった。
白い雲。黒い雲なんてどこにもない。


白も黒もない綺麗な青い空。


一言で言うなら「晴天」どこか抜けそうな「晴天」


このお別れの日にこの「晴天」


嬉しいのか。悲しいのか。喜んでいいのか。全然わからない。


でも、人が燃やされるのだから悲しいのだろう。


悲しいくらいに晴れている。


この別れの日に悲しいくらいに晴れている。


ミクは改めて気づく。


もう、お別れなんだと。


今日は、もうお別れする日なんだと。


今日は、とても悲しいくらいにお別れ日和だった。


無駄に悲しいお別れ日和。


この空がもっと悲しみを込み上げさせた。