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〜第49話　二匹の英雄〜

竜は戦いを終えると亮からある伝説を耳にする。

それは二匹の英雄の伝説だ。

二匹の英雄・・・機械龍と翼天龍なんて呼ばれてもいる。


亮「機械龍の名は「メカノンド」。そして、翼天龍は「エンジェラ」。昔はお互いに二匹はこの地方「ユナイド地方」を護ってきた守護神だった。だが、原因不明の事態で二匹はこの地方・・・街から姿を消した。」

竜「原因不明の事態!?どういう事だよ。」

恋歌「誰にも分からないの!?」

亮「そうなんだ・・・・なにも分からない。」


亮が話をしている途中で割り込んでくるトレーナーが現れた。

トレーナーの名は「天導　一哉」。綺羅の兄である。


一哉「俺はユナイドリーグのチャンピオンだ!」

竜「綺羅の兄であり・・・・チャンピオンだと・・・」

一哉「今は旅に出ているから、リーグには休みを取らせている。」

恋歌「じゃあ、今はリーグが開いてないってこと!??」

一哉「そうだ。それと妹からの連絡なんだが、「崩壊悪魔団」を見かけたらすぐに報告してという伝言だ。」

隼人「崩壊悪魔団って・・」


火山で突き落とした時の奴らである。

奴らの目的—それは機械龍と翼天龍、月光龍の捕獲である。

この三極龍の力で世界を滅ぼすのが目的だ。


一哉「それじゃあな!!」


一哉はヘルメットを装着し、バイクを走らせる。

そして、竜たちは崩壊悪魔団の目的を阻止する為に奴らのアジト「Ｈ-ＤＥＳ」へと向かう。


第50話へ続く