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〜第54話　強者になるまで〜

仲間と離れ離れになった竜。

4年の修行を積み、仲間を助け出す努力をしている。

そして、仲間は皆、竜が来ることを信じている。

現在、まだ1カ月過ぎたごろである。

「石砕き」という命中率を上げる修行をしている。


竜「エンブオー、かえんほうしゃで大石を砕け!!!」

エンブオー「ブオオォォォ!!!（おっりゃァァ!!!）」

雷羅「おっ!気合が入ってるじゃねぇか。」


石砕きの修行をしている竜の前に現れたのは命の恩人「嵐堂　雷羅」だ。

雷羅は片手に弁当を持っている。


雷羅「昼飯の時間だ。食えよ。」

竜「おっと!サンキュー!!!」


雷羅は竜に弁当を投げる。

竜は見事にキャッチ。


竜「俺、本当に仲間を救えんのかな・・・」

雷羅「大丈夫だ!お前ならできるさ、きっと。」

竜「まだ1カ月しか過ぎてねェけど、いろんな修行やってきたから救えるかな。」

雷羅「お前の成長はすげぇーからな。普通、修行一種目やるのに1カ月は掛かるのに1週間で終わるからな。・・・これだったら、早く仲間を救えると思うぜ。」

竜「そうだよな、残り五種目だしな。早く、あいつらに会いてぇ。」

雷羅「んだったら、修行をもっとして「強者」を目指せ。」

竜「頑張るぜ。・・・さっ、修行するかな。」


第55話へ続く