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〜第57話　鎖源砲（ブリュード）〜

黒牙が牢獄から脱獄できた理由。

それはただ一つである。

「鎖源砲（ブリュード）」という機械を使ったからである。

鎖源砲は人の手では操作する事自体不可能だが、ポケモンの力を操り、精々動く。


黒牙「先へ進め、竜!!」

竜「お前・・・分かった!」

月深「でも、竜の足は凍って動かないはず。・・・なぬ!!」


竜の足は真っ赤な炎で包み込まれている。


竜「エンブオーのほのおのうずだ!!!」


竜はニヤリと笑みを浮かべて、第3階へ向かう。


黒牙「・・・さて、竜が向かったところでやるか!ライドラゴ、かみなり!!」

月深「しつこいわね!!ツンベアー、引っ込んで。・・・いけ、ブラッキー!あやしいひかり!!!」

黒牙「交わせェェ!!!!」


ライドラゴの周りを光が纏う。

そして、混乱状態になる。


黒牙「うわぁ!・・・ライドラゴ!!」


ライドラゴは地面へ倒れる。


月深「そっれじゃあね!!!」

黒牙「ま・・待て!!」


月深は第3階への階段を上る。

その後だった。

黒牙の背後に謎の人物が立つ。


？？？「暗殺計画を台無しにするな。・・・台無しにした瞬間に殺す。それとも、今殺しといたほうが安全か?・・・というより、お前が暗殺計画その一人!!」

黒牙「やめろ・・・お前、何もんだよォ!!」


黒牙は悲鳴を上げて、血を流す。

そして、ライドラゴと共に倒れる。


？？？「残るは3名。そのうち2名は瞬殺できるが・・・ボスの元へ向かう奴は・・・」


第58話へ続く