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〜第63話　疾風戦闘!天空の裁き〜

黒牙はピンチに陥っていた。

シュラと魂具が異常なコンボを使ってくるからだ。


黒牙「参るぜ、お前らにも。」

シュラ「今の言葉は降参の言葉として認めて良いな!?」

黒牙「認めてもいいけどな、認められるか!?」


黒牙のライドラゴは素早いスピードでシュラのバイバニラを攻撃する。

その後も魂具のオコリザルを攻撃。


黒牙「とどめ、差してもいいよな!?やれ、ライドラゴ!!!」

シュラ「おっと、危ない攻撃は止せよ。」


黒牙のライドラゴはでんげきはでシュラを攻撃する。

が、シュラの周りにでんきの塊ができるだけで攻撃は当たらない。


シュラ「俺は「ソウリュ民族」の子孫だ。」


ソウリュ民族とは、得体の知らない奴らだが一度攻撃されれば、相手を死すまで攻撃するという。

ソウリュ民族は、嫌われたことからそういった性格を持ち始めた。

さらに別名「暗殺民族」などとも呼ばれる。


シュラ「ウァァァ!!!」

魂具「シュラさんは子孫だから昔のソウリュ民族よりは軽い怪我で済むゴリィ。」

黒牙「うわぁ!・・おっと、アワワワワ!!!!」


シュラは分身の様な腕で黒牙を攻撃する。


シュラ「裁きだ!天空の裁きだァァ!!!!」

黒牙「ラ・・ライドラゴ!!」


黒牙のライドラゴが突如、暴れ始めた。

特性「しんらい」である。

神雷と読むこともあり、信頼と読むこともある。

しんらいとはHPが残り少なくなると威力が倍増する。

そして、もう一つ。

親（現トレーナー）が襲われた時、威力が倍増する。


ライドラゴ「ドララァァァァア!!!（俺のトレーナーに手を出してるんじゃねぇー!!!）」

シュラ「グハァァァ!!!・・・バイバニラ、こおりのつぶて!」

黒牙「ラ・・・ライドラゴ、でんげきは!!」

シュラ「なぬ!?」


シュラは魂具にぶつかり、壁へと飛ばされた。

そして、倒れる。

鍵がポロッと落ちてくる。

2つだ。


黒牙「でかしたぞ、ライドラゴ!」

ライドラゴ「ドラドラァァ!」

黒牙「・・・ごめん、なんて言ってんのかわかんねぇ。」

ライドラゴ「ドラァー!（ガーン）」


第64話へ続く