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〜第81話　悪称の森からの不気味な悲鳴〜

竜が目覚めてから二日後、無事に退院できた。

翼王刃軍のアジトがあると噂される「悪称の森」を潜り抜けて、行く事が出来る「ギャラクシティ」に向かう。

悪称の森は通称「聖なる旅人の墓場」と呼ばれる。


竜「今日はここら辺で寝るか。」

恋歌「気味が悪いわよ、ここ。」


ギャラクシティに向かう竜一行は、悪称の森の入り口付近で夜を過ごす。

しかし、夜中の出来事だった。

不気味な悲鳴が聞こえ、四人は目を覚ます。


黒牙「お前ら、今の悲鳴、聞こえたよな・・・・」

恋歌「誰か居るの、この森に!?」

綺羅「無理無理無理無理。お化けとか「超」が付くほど無理だから。」

竜「見てきてやるよ。・・・・・お化け如きで怯えるとはな。病院ではどうやって過ごしてたんだよ!」


竜は悲鳴が聞こえた辺りまで行く。

しかし、誰も居なく、竜は平凡な顔をして帰ってくる。


竜「なにもなかったけどな。きっと、聞き間違えか、鴉とかの泣き声だろ。」

黒牙「そうだよな。・・・・・でも、少しだけ怖いから一時間おきで見張り交代をしようぜ。」

恋歌「そんなァ!!」

綺羅「・・・・・っま、いいんじゃない???」


そういう事で、この夜は過ごした。

あの泣き声は・・・・・・


第82話へ続く