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〜第83話　悪称の森からアジトへ!!!〜

劉兎は竜の腕を刃物で斬る。

少々、血が地面へ落ちる。

すると、地面が一緒に動き出す。


恋歌「これが「悪称の森」の侵食!!!」

黒牙「少しの血でも大きな隙が出来るって訳か。」

綺羅「皆、ポケモンを中へ!!!」


綺羅は恋歌たちとポケモンを中へ入れる。

竜は左腕に包帯を巻き、出血を防ぐ。

劉兎は「こっちだ!」と指示を出し、誘導する。


劉兎「この先からは「パラノドン遺跡」があるが、近づくな。パラノドン遺跡は歴代の伝説を教える代わりに人を喰らう。近づけば、勝手に認識され、人に喰らいつく。気を付けろ。」

竜「パラノドン遺跡・・・・・。」

恋歌「古代の遺跡って訳ね。」


劉兎は「ムクホーク」を出すと、空を飛んで帰る。


黒牙「行こうぜ、アジトへさ!!」

綺羅「そうよ。ねっ、竜様!!」

竜「そ・・・・そうだな。」

黒牙「なに恐れてんだよ、竜。」

竜「パラノドン遺跡って、幼い頃に絡まれた「畔武の芭存（レビィット）」っていう団（グループ）が話してた。隊長（リーダー）の「謗牢　仰亜（ぼうろう　ぎょうあ）っていう一代目隊長が死んだらしい。」


その話を聞くと、皆の顔が怯え始める。


黒牙「ま・・・まぁ、行こうぜ!!!!!」


第84話へ続く