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〜第92話　雷は天を切り裂く!!〜

武装造軍とは、主に機械類を製作する軍の事である。

ここ、5階フロアには武装造軍が潜んでいたのだ。

黒牙は一歩前に出ると、ライドラゴを出す。


黒牙「武藤　諒とか言ったな!?いい加減に俺とバトルしやがれェ!!!!!」

雄介「諒くん、なんでこの人は怒ってるの!?」

諒「バトルをしねぇと、L様の元へ辿り着かないからな。扉が開かねぇからよ!!!」


黒牙は必死に諒を倒そうとする。

しかし、回避されるばかりで大砲の元へ向かう。

次の瞬間、大砲に火が灯されると、弾が放たれる。


黒牙「ライドラゴ、でんげきは!!!!」

諒「弾はポケモンの技じゃ回避できないぜ。技を無効とする特殊な液が塗られてるからよ!!!!!」

黒牙「ちきしょー!!!!・・・・・・お前ら、先に行け。扉は俺が抉じ開けといた。」

諒「お、お前!!!素手で抉じ開けるなど無理なことだ!!!」

黒牙「素手じゃねぇぜ。お前が放った弾で壊したんだッッ!!!!!!!」


諒は頭を抱え、倒れこむ。

雄介はムックルを出すと、つばめがえしをしてくる。


黒牙「ムックルなんて倒してやるさ、この手で!!!!ライドラゴ、かみなり!!!!」

ムックル「ムクゥゥッッ!!!!!!」


ムックルは地面へと落下する。

雄介は逃げ出したのだが、なぜか倒れこむ。

黒牙は首を横にすると、ライドラゴを戻す。


第93話へ続く