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〜第93話　最強の絆を持つ仲間〜

氷牙「よぉ、竜!何ヶ月ぶり・・・・いや、何年ぶりだ!?」


竜に問いかけるこの男。「風咲　氷牙」である。

氷羅軍を率いる隊長であり、竜の大親友。

ここ、最後のフロア6階に潜んでいたのだ。


恋歌「竜、あなたは一足先にお父さんの元へ向かって。」

竜「でも、恋歌の命はどうなる!!・・・・・氷牙は今までよりもっと強いんだぞ!!!!」

氷牙「それは褒め言葉として伺う。さらばだ、竜!!!!ツンベアー、げきりん!!!!」

恋歌「いいのよ、私は。それより、早く行って!!!」


恋歌は竜を突き出して、階段の元へ向かわせる。

竜は後ろを一瞬向くと、手を振って、階段へ走る。


氷牙「向かわせねぇぜ、竜!!!ユキメノコ、れいとうビームで階段を凍らせろ!!ツンベアーはいわくだきで階段をぶっ壊せ!!!」

恋歌「ラグラージ、ハイドロカノンでツンベアーを攻撃して!!!」

氷牙「邪魔をするなよ、オメェ!!!!!!!!!!!」


恋歌のラグラージはハイドロカノンでツンベアーを攻撃するが、氷牙は恋歌に襲いかかる。

殴りかかろうとする氷牙を止める者が居る。

恋歌のゴウカザルだった。


恋歌「ゴウカザル!!!!」

氷牙「んだ、このゴウカザル!!!!!」

ゴウカザル「ゴウッッゴッカァァァ!!!!!!」


ゴウカザルは火を吹いて、周りを全焼させる。

氷牙は驚いて、恋歌から離れる。


氷牙「ユキメノコとツンベアー・・・・・・・・って、倒されてるだと!!!!!」

恋歌「今までは竜に支えられてきたけど、今回は私たちが竜を支える番よ!!!!!」


恋歌の元にゴウカザルとラグラージは戻る。


氷牙「これが竜の仲間・・・・・だと。いい仲間を持ったじゃねぇか、竜。」


第94話へ続く