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〜第96話　最終決闘!!!終焉は俺の手に!!!【後篇】〜

ポケモンバトルを終えた二人は、共に笑い合った。

すると、扉が開き、国際警察が大人数で入ってくる。

「安樂城　真司」を先頭に銃を構える。


真司「午前9時52分、「沓名　潤一」を逮捕する!!」

竜「待ってくれ、刑事さんッ!!!!!・・・・・父さんを、父さんを連れて行かないでくれ!!!!」

真司「それではお前が罪を償うか!?」

竜「罪なんか償わねぇ。俺とポケモンバトルしろ!!!俺が勝ったら、父さんの罪は消える。俺が負けたら・・・・・賠償金でも俺が払うからっ!!!!!だから、だから父さんだけは連れて行かないでくれっ!!!!!」

真司「・・・・・そんな事をして、政府が許すとでも言うのか!?俺は警部総監だが、政府には逆らえねぇ。」


父親を庇う竜。しかし、許してはくれない警部総監。

すると、真司の目の前に老人が一人、現れる。


？？？「いいんじゃないか、総監や。青年はそこまでして親父さんを庇うなんて、偉い息子さんだな。」

真司「世界政府のボス「影山　狼次」様っ!!!!」


世界政府を率いるボス「影山　狼次」。

全警部と政府を仕切るお偉いさんだ。


狼次「青年、親父さんをそこまで庇うか!?もし、この様な事件を引き起こせば、お前さんの責任じゃぞ。」

竜「俺はどんな責任でも負う。でも、父さんとは別れたくない!!!」

狼次「・・・・・うむ、ポケモンバトルも必要なさそうじゃな。ポケモンリーグが後一週間後に開催するぞ、出て見ないか!?」

真司「（世界政府を説得させる男!?一体、何者なんだ、このガキは!!!）」

竜「俺の夢は「ポケモンマスター」になる事。ただ、それだけだ!!!」


竜は翼王刃軍のアジトから降りていく。

そして、下では恋歌たちが待っていた。


竜「・・・・・・・・・・・・・ポケモンバトルに勝ったっ!!!!!」

恋歌「本当にっ!!!」

黒牙「マジかよ!」


しかし、辺りには綺羅の姿がない。

綺羅は紫電減へと戻ったのだった。


竜「ポケモンリーグに俺は出るぜ!!」

黒牙「一週間後に開催って、練習がいくつかできるじゃねぇか!!!!」


今後に起こる出来事も知らず、竜たちはポケモンリーグへ向かった。


第97話へ続く