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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスター ウィング【キャラ大募集】 コメを頼む!! ( No.358 )
- 日時: 2011/09/28 16:41
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)
〜第100話 失いたくない〜
これは黒牙が生まれる前の出来事である。
黒牙の姉である「内野 アカネ」は幼いにして成績は良く、運動神経も抜群であった。
しかし、ある塾の帰り道に交通事故で亡くなった。
黒牙はこの話を14歳になるまで知らなかったのだ。
だが、家の床に落ちていた写真を片付けようとし、見てみると、母と父と・・・・・少女が写っていたのだ。
黒牙「誰だ、この娘(こいつ)!?」
黒牙は母親に怖い表情をして、聞きに向かった。
写真を見せて。
黒牙「母ちゃん、こいつ誰だよ!?」
黒牙の母「黒牙!!!・・・・・・この写真、どこで見つけたの?」
黒牙「鍵が掛かって開かない部屋の前に落ちてた。」
黒牙の家には、自分の部屋の前に鍵が掛かって開かない部屋がある。
ドアには桃色で書かれた文字がうっすら残っていた。
しかし、読めない状況に。
黒牙の母「あなたには姉の「アカネ」がいたの。それであの部屋はアカネの部屋。・・・・・あなたが大きくなるまで、強い子になるまでは教えたくなかった。でも、ばれたのなら仕方ないわ。」
黒牙「しかたなくねぇよ!!!!俺がどんな思いなのか、分かってもねぇくせによっっ!!!!」
黒牙の母「アカネは自殺とかした訳じゃない!!!・・・・・交通事故に遭ったのよ。その車はひき逃げをして、今も捕まっちゃいない。」
黒牙「(俺に姉貴!?そんな者はいらないし、欲しくも無かった。昔は欲しかったが、俺が先に生まれた以上、姉貴が生まれる事はできない。・・・・・俺は一人っ子ではなく、姉弟(きょうだい)だったのか???)」
その晩は部屋へ引きこもり、ベットに横たわって、考えていた。
翌日も翌日も・・・。
しかし、そんな俺を解放させてくれたのはある人物だった。
第101話へ続く
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