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〜第101話　最悪な過去から抜け出して・・・〜

黒牙は悪夢から抜け出さしてくれたのは、「綺羅」であった。

綺羅は黒牙と同じ幼稚園に通っており、年の差は有った物の仲がとても良かった。

しかし、幼稚園を黒牙が卒業した時に綺羅が海外の「ニューヨーク」へと旅立ってしまったのだ。


黒牙「き・・・・綺羅。お前、何で此処に居るんだ!?」

綺羅「アタシ、ずいぶん前にこの町「リックスタウン」へ帰ってたのよ。でも、黒牙には久しぶりだから恥ずかしくてなにも言えずに・・・・ゴメンね!!!」

黒牙「どうだった!?」

綺羅「えっ??」

黒牙「ニューヨークの感想はどうだったか聞いてるんだ。」

綺羅「綺麗だったよ、高層ビルからの夜景とか。」


綺羅は黒牙の手をギュッと握り締める。


綺羅「黒牙を孤独にさせたりはしない!!!!黒牙の隣には絶対にアタシがいるから!!!」

黒牙「・・・・・・・」


黒牙は涙目を浮かべると、手を握り返す。

そして、綺羅を抱きしめた。


黒牙「あんがとよ、綺羅っ!!!!!」

綺羅「黒牙・・・・。」


こうして、黒牙は悪夢から逃げ出したのだ。

以降、「過去を悔やまない」事を目標にして進んできたのだ。


黒牙「（こいつが悲しんだときゃ、俺が・・・・俺が守ってやる!!!）それより、旅に出ようぜ!!!一緒にさぁ。」

綺羅「それはできない・・・・。3日後にユナイド地方へ向かわないといけないの。「紫電減」っていう国際警察に選ばれて、「翼王刃軍」っていう軍隊を懲らしめなきゃイケないの。もしも、黒牙がユナイド地方へ来るのなら、その時に私の家に来て。そしたら、旅をしましょ。」

黒牙「2年後だ!!!」

綺羅「2・・・2年後!?」

黒牙「何も問題なかったら、2年後にまた合おう!!!」


第102話へ続く