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〜第102話　将来の約束〜

ユナイドリーグ、第二戦の決闘は幕を開けた。

敵対する「月悪　アルト」はでんきタイプの使い手であった。

白い包帯で顔を隠し、謎の格好をしていた。


黒牙「この勝負・・・絶対に負けねぇ!!!!!あの時、綺羅と約束しちまったからよ!!!ユナイドリーグに進出したら・・・・・「結婚」しようって!!!!アイツの事だから忘れてるといいんだけどよ!!!」

アルト「〝天導　綺羅〟はこの世にはいない、死んだ!!!!」


アルトの一言を聞いた時、黒牙の頭の中に色んな言葉が浮かび上がった。

「暗殺」「この世には居ない」という二つの文字の印象がとてつもなく強かった。


アルト「恐らく、誰かに暗殺されたのだろう・・・・。」

黒牙「今、今何つった!?」

アルト「さっさと終わらせようぜ、ガキぃ!!!」


アルトの真の正体とは黒牙の知り合いであった。

黒い髪に青の瞳を光らせていた。

「新風丸」と呼ばれる暴走族のリーダーであった。


アルト「あの時のお前は雑魚かったが、今はちげぇんだろ!??」

黒牙「テメェ、殺すっ!!!!」

アルト「出て来い、デンリュウ!!!!かみなりパンチ。」

黒牙「行ってくれ、ライドラゴ!!!」

竜「（あいつ、電気に電気って効果は今一つだぞ。）」


速攻の戦いに一つ、雨が降り注いだ。


第103話へ続く