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〜第104話　堕天使は大空を舞う!〜

第三戦目である「夢幻　信吾」VS「鈴木　愛美」の対戦。


信吾「俺は今までに隠していたポケモンを使わせてもらうぜ!!!」

愛美「べ・・・別に怖くなんかないんだからね!!!」

信吾「（ついにキャラとして出てキタァァー、ツンデレっ!）」

愛美「出てらっしゃい、長年の付き合いと共に!!!!」


愛美のモンスターボールからは白い翼を天へ向け、羽ばたかせるポケモンが出てきた。

別名「大天使」とも呼ばれるポケモン、名は「ウルティム」!!!!


信吾「・・・・・この戦い、いいバトルに成りそうだぜ!!!」

愛美「もしかして、貴方が使うポケモンって・・・・」

信吾「別名「堕天使」とも呼ばれるポケモンだァ!!!いけ、ライパソン!!!!」

愛美「負けないんだからね!!」


ナレーターの合図と共に、バトルは始まった。

愛美もバトルの時は、我を忘れるかのようにツンデレモードから本気モードへと変化を遂げる。


愛美「絶対に負けない!!!ウルティム、パワーストームで天空から岩の雨を降り注いで!!!」

信吾「俺はそう甘くねぇんだ。ライパソン、ゆみぎり!!!」


ゆみぎりとは、ライパソンのみが覚える特別な技。

姿としては、弓を構えた状態から「毒」・「火傷」・「眠り」の矢を相手に向けて放つ。

ダメージは与えないが、「毒」か「火傷」か「眠り」の状態異常を与える。


信吾「眠りを喰らえばこっちのもんだぜ!!!」

愛美「ウルティム、眠りだけは避けるのよ!!」

信吾「ポケモンに矢は見分けられねぇぜ、ツンデレ譲さん!!!」

愛美「嘘ォォ、こんな事ってありィ????」


しかし、ウルティムが喰らった状態異常は「火傷」。

徐々にダメージを奪う作戦となってしまった。

だが、リーグの状態異常のデメリット。それはキズぐすりやなんでもなおしなどの道具を使用してはいけないというデメリット。

愛美はこのままくらい続けるのであろうか???


第105話へ続く