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Re: ポケットモンスター ウィング【キャラ大募集】 コメを頼む!! ( No.386 )
日時: 2011/10/03 19:59
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)

〜第106話 自由に生きろ!!〜

選手は一時間の休憩を取った。

竜は信吾を探すが、見当たる気配はなかった。

残りわずかの時間を信吾探しの時間へ継ぎ足した。


竜「信吾の奴、何処へ行ったんだ!?俺たち、最後のライバルバトルを見てもらいたかったのに・・・・」

恋歌「どうかした、竜!?」

竜「信吾を探してるんだが、見当たらないんだ。」

女の観客1「信吾様なら先ほど「俺に居る場所はない」って言ってあっちへ去って行ったわ。」

竜「こうしちゃ居られネェ!!!」


観客の人が指した方向、扉の方へ竜は走ってゆく。

扉には人影があり、歩いてゆく姿がある。


竜「待てよ、信吾!まだリーグが終わったわけじゃねぇぜ。・・・・・・俺らのバトルを見てってくれよ!!!黒牙と俺の最後のバトルなんだっ!!!!」

信吾「俺に居る場所なんてねぇんだ。これは父親との約束なんだ。今年のリーグで勝てなければ、十年の修行を積み、ポケモンジムリーダーとなれって。」

竜「お前は、お前はそれでいいのか!!!!お前の人生はそんな物(もん)じゃねぇだろぉが!!!!」

信吾「・・・・・・・・噂と同じ、熱血トレーナーだな!」

竜「これはお前の人生だ、お前が決めろ!!!親が決める権利はねぇ!!!お前の親父はディバル地方のジムリーダーでも人生を決める権利なんて1%もねぇんだ。自由に生きろよ、信吾。」


信吾は一回振り返ると、涙を流して戻ってきた。

竜に何かを投げつけてだ。

竜はキャッチをする。

それは「ディバル地方の地図」であった。


竜「まだお前じゃ行けねぇかもしれないけど、それはお前に託した。絶対に返しに来いよ、ディバル地方のチャンピオンとなって!!!」


こうして、リーグの休憩時間は終わる。

そして、信吾も観客となり、竜VS黒牙の戦いが始まった。


第107話へ続く