二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスター ウィング【キャラ大募集】 コメを頼む!! ( No.424 )
日時: 2011/10/09 15:21
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)

〜第110話 ミチルの過去【後篇】〜

ミチル「くっ、俺もここまでか!?さすがに別名「最強の不良」には敵わないか・・・・」

リャッキー「木刀(あいぼう)に勝てると思ってるのか、卑怯な王子さんよォ!!!!!」

ミチル「(俺、死ぬのかな・・・・!!?天国って、どんな所なんだ!?)」


ミチルは身体中から血を流し、壁を背を下ろして、座っていた。

息切れも激しく、「ゼハゼハッッ」と言っている。

リャッキーは「相棒」と呼ぶ、木刀をミチルに向けて振り下ろした。


リャッキー「ブッハッハ!!!これでお前の人生は終了。」

国王「ミチル・・・・ミチルッッ!!!!!大丈夫か、ミチル!?」

リャッキー「国王さんよ、アンタの息子から挑んできた戦いだ。俺はただ、戦ってただけだぜ「自らの命を守って」なァっっ!!!!」

国王「き・・・・貴様ァ!!!!!」


国王は抱きかかえた息子:ミチルを下ろすと、手を拳に変える。

そして、「バキッバキッ」と鳴らすと、殴りかかった。

その姿は「狼」の様に素早く獲物を捕らえる様に。


リャッキー「まさか、国王さんが初代の大不良「不滅の狼」なのか!!!」

国王「確かにそんな異名は付けられた覚えがある!!!!我が息子、命に変えても仇を取る!!!」

リャッキー「不滅の狼に俺が勝てる訳ない。・・・・・今回はここで立ち去ろう。でもな、いつかは絶対に殺すぜ「息子」を!!!!」

国王「〝殺す〟だと!?先ほど、止めは刺したはずじゃ・・・・・!???」


国王はミチルの身体を見直す。

すると、どこからも傷は見当たらずに眠っていた。


リャッキー「催眠術を掛けただけだ。木刀の先に道具を付けてな!!!」


リャッキーは木刀を腰へ仕舞うと、その場から去って行く。

その姿は「鷹」の様に素早く。


国王「奴の異名は「不滅の鷹」としよう。・・・・・狼と鷹、どちらが早く決着(かり)を済ますかの対決だな!!」


その後、ミチルは部屋で眠り続けた。

爺やはこの争いの目的を国王へ話した。

国王は涙を流して、喜んだ。


国王「(かなり強くなったじゃネェか、ミチル!!)」

国王の執事「御飯の準備ができました、国王。」

国王「そうか、今向かう。」


——そして、現在

白熱の戦いがユナイドリーグで開かれていた。

竜のプラズマルとミチルのデオキシスとの白熱戦が。


第111話へ続く