二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスター ウィング【キャラ大募集】 コメを頼む!! ( No.491 )
- 日時: 2011/10/27 20:43
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: gv97h/YI)
〜第117話 最後の四天王【後篇】〜
アカガミ「ドラギロン、高速でザイノドルに突進していけェ!!!」
竜「(ドラギロンの行動は速すぎる。・・・・・・何かいい戦法はないのか!?このままでは時間切れで俺の夢が叶わなくなる・・・・・・)」
アカガミ「今回の相手はトウイン地方を制覇したチャンピオンだ。気が抜けないのも一つだ!!・・・・・・負ける危険性があるから、時間切れまで追い込んでやるぜ!!!」
アカガミの宣言に竜は焦り続けた。
〝このまま突進され続けたら、夢は叶わない〟という焦りが、脳内で動き回る。
しかし、その宣言は逆転のチャンスへと形を変えた。
竜「・・・・・・あの戦法が有るじゃねぇか!!!!ザイノドル、客席の壁に近づけェ!!!!」
ナレーター「いきなり壁側に近づいていくザイノドルですが、何を企んでいるのでしょうか!?」
竜「時間制限がどうしたってんだ。倒れりゃ、こっちのモンだぜ!!!!壁付近でこうそくいどうをし続けろ!!!」
アカガミ「てめぇの戦法は良く分かったぜ。俺のドラギロンを疲れさせてから、攻撃するつもりだろ!?」
竜「そんな事はアカガミには教えないぜェ!!!!ザイノドル、れんぞくパンチ!!!!」
ザイノドルは氷を纏った手でドラギロンを殴り続ける。
しかし、相手の方が遥かに素早さは上だった。
アカガミ「CHECKMATEだな、トウインチャンピオン。ドラギロン、もろはのずつき!!!!!」
竜「その技を待ってたんだ!!!!ザイノドル、客席の壁に向かってハイドロポンプ!!!」
ザイノドルは壁に向かって、ハイドロポンプを放つ。
勢いよく飛ぶスプラッシュはザイノドルをドラギロンの背に送った。
ドラギロンはもろはのずつきでそのまま壁へ一直線に突撃。
アカガミ「俺様の相棒がこんな罠に!!!」
竜「混乱状態になったドラギロンにとっては、かなり大変なバトルに成りそうだな!!!」
アカガミ「くっ、一気に形勢逆転とはな!!!・・・・・ドラギロンをこれ以上、傷つける訳にはいかねぇ。俺様の—————負けだ。」
ユナイド地方:四天王戦を制覇した、沓名竜。
しかし、その先に待っていたのは地獄の罠(トラップ)。
客席からの歓声と共に、竜は一晩を過ごした。
第118話へ続く