二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスター ウィング【キャラ大募集】 コメを頼む!! ( No.493 )
日時: 2011/10/28 16:35
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: gv97h/YI)

〜第118話 終幕を向かえるポケモンバトル!!!【前篇】〜

—————ユナイドリーグ本社:社長室

茶色の長机に黄金の玉座が一つと、茶椅子が一つ置かれていた。

玉座には一人の男が座っており、机を挟む正面の茶椅子に座る男と会話をしていた。

茶椅子に座る男性は『北城 和哉』という社長マネージャーである。


和哉「まさか、社長の弟さんがここまで登り攻めて来るとは。」

???「・・・・・・ついにここまで来たのか、竜。」

和哉「どうかなさいましたか、社長!?」

???「何でもないさ、和哉。それよりも急ぐぞ、会場まで。」

和哉「はい!!それでは支度の方へ移るので、少々お待ちください。」

???「(あの時以来だからな、竜と出会うのは。)」


玉座に座る男性は沓名竜の兄である『沓名 雷牙』であった。

あの時とは、トウイン地方で竜と雷牙出会った時である。

雷牙は風という青年に殺されたのだが、なぜか生きていた。

—————ユナイドリーグ会場:戦場(フィールド)付近


竜「最後のチャンピオンはこの年で終わりだな!!!(兄ちゃん、俺はユナイドチャンピオンになるぜ!!)」

ナレーター「それではチャンピオンが到着したと言うわけで参りましょう!!!ラストを飾るチャンピオンよ、此処に降臨!!!」


ナレーターの合図と共に赤い幕が開く。

その奥には本社の社長:雷牙が立っていた。


雷牙「覚えているか、竜!?・・・・・・お前の兄貴、雷牙兄ちゃんだぜ!!!!!」

竜「・・・・・・・・兄ちゃん???」

雷牙「俺が死んだと思われた時はマジで死んだぜ。俺の体は消滅したと思ってたけど、和哉(こいつ)の謎めいた力で蘇った。心配かけさせて、ワリィ。母さんにはちゃんと事情を話してある。」

竜「・・・・・・・・にぃちゃぁぁんん!!!!!!!!!!」


竜は涙を流しながら、雷牙の体へと抱き付いた。

雷牙も抱き返すように竜の肩に手を乗せる。


雷牙「この勝負で俺が負けたらよ、お前が次世代の社長となる。その時には俺は実家に戻ってるからよ、いつでも会いに来いよな。・・・・・・・ポケモンバトル、久しぶりにやろうぜ!!!!」

竜「当たり前だぜ、兄ちゃん。兄弟バトルって訳か。」


雷牙は腰にあるモンスターボールを構え始めた。

ナレーターや観客、恋歌などは驚きを隠さないままバトルが開始された。


【中篇】へ続く