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〜第5話　竜の後輩〜


ユナイド行き船の船内。

ここには竜と恋歌が乗っている。

出来事は発進する合図がなる瞬間だった。


竜「誰だ、発進直前に乗り込んできたやつは!?」

恋歌「ま、いいんじゃない。」


乗ってきた男は一人。


？？？「おい、ここに沓名　竜はいるか!」

竜「俺のことか!?」


男は竜を探していた。


？？？「付いてこい!」

竜「な・・なんだよ、いきなり!!」


竜の服を掴む男。

どこかへ連れて行くつもりだった。

竜は男を薙ぎ払う。


？？？「グハァッ——!!!!」


男は床に頭を討つ。


？？？「竜・・・俺だよ、俺!」

竜「・・・・風吹!!」

？？？「テヘヘ・・・。やっぱ竜には叶わないらしい。」

恋歌「竜・・誰、この人!?」

竜「俺の後輩っていうか親友だな。」

恋歌「どこの後輩なの!?」

竜「学校の後輩だよ!俺、姉ちゃんに憧れて空手の部活やってたんだ。その時にこいつが入ってきて親友になったんだ。」

恋歌「へぇ〜。」

船主「ちょ!お客さん、床外れちゃいましたよ!!!修理に5日は架かるな!」

風吹「す・・スマネェ!」

竜「どうすんだよ、金ねぇーだろ。」

風吹「いやあるぜ。」


風吹は100万ほど出す。


風吹「これですぐに直るだろ!」

恋歌「竜、この子の名前って・・・」

竜「名前!?名前は「武藤　風吹」。今は空手を教えてるとか何とかで・・・。」

恋歌「だからお金持ち!?」


第6話へ続く