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〜第17話　幻影の国〜

空からの贈り物とされる国「プルー諸国」。

幻影の国としても有名である。

だが、ここの国へ来るにはある条件を満たさなければならない。

その条件を乗り越えた者は「勇者（エレクト）」と呼ばれる。

竜と恋歌もこの諸国へと向かうのだが・・・・

途中の街「フロムッサタウン」で道に迷ってしまった。


竜「ここ、どこだ!??」

恋歌「竜が「こっちだ」、「こっちだ」っていうからこんな事になるのよ。」

竜「こんな時、あいつが居ればな・・・・。」

恋歌「あいつ!?」


竜は恋歌にその人の事を教える。

名は「風咲　氷牙（フウサキ　ヒョウガ）」。

世界の事をほぼ知り尽くした23歳。

竜の幼馴染である。

が、7歳の頃に「翼王刃軍：氷羅軍」に強制入団された。


竜「氷牙は小学校で一番の天才って呼ばれてたんだ。」

恋歌「でも、ある時に奴らにね。」

竜「こんな話してる場合じゃねぇぞ!!!」


竜の目の前に誰かが立ち止まる。

内野黒牙であった。


黒牙「竜と恋歌、ついてこい。」

恋歌「黒牙!?なんでここにいるのよ。アンタ、ジムに挑戦しに行ったんじゃ・・・・」

黒牙「行こうとしたさ。」


黒牙は竜と恋歌を連れて、大きな森（通称：ギリガキ森）を歩く。


黒牙「ただ・・・俺は知ったんだ。」

竜「何をだよ!??」

黒牙「5つ目のジムは・・・プルー諸国にあるってことを。」

竜「俺たちの目的地?!」


黒牙は4つのジムをクリアしているが竜は1つしかクリアしていないために挑戦することは難しい。


黒牙「プルー諸国の中には4つのジムがある。そのうちの3つは俺はクリアしている。」

恋歌「なんでクリアできたの!?プルー諸国にジムがあるのに5つ目をやらなかったの!?」

黒牙「このユナイド地方にあるジム8こなのだがプルー諸国にも同じジムが4つあるんだ。しかも1つはプルー諸国限定。」


第18話へ続く