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〜第18話　諸国警備隊「アムドルギ」〜

竜と恋歌を連れた黒牙は森の途中で足を止める。

そして、こういう。


黒牙「俺が連れて行けるのはここまでだ。」

竜「な・・・なんだよ、いきなり!?」

黒牙「後はお前らで行け!!この道をまっすぐ行けば、入り口に着くはずだ。行く途中に「条件」とやらが出てくるはずだ。気を付けて行けよ。」

恋歌「どういう事!??」

黒牙「教えておくか・・・・。この先には警備員軍隊の「アムドルギ」っていうが動いてる。」

竜「ア・・アムドルギ!?」

恋歌「聞いたことある。最強の警備隊と恐れられている軍隊。決して悪い軍隊ではないんだけどね。別名「諸国警備隊」。」

黒牙「恋歌がよく知ってるんなら大丈夫だな。」


竜たちの目の前に黒いスーツを着ている男たちが現れた。

背中には「氷羅」と書かれている。


？？？「お前ら、この森で何をしている!!」

竜「さっそく、警備隊か??」

黒牙「いや・・・こんなスーツは着ていない。」

？？？「俺らは「翼王刃軍」の派遣軍隊「氷羅軍」だ。」

竜「翼王刃軍の・・・・」

恋歌「氷羅軍!!!」


男たちの間を歩いてくる者が一人いた。

男たちは頭を下げ、道を開ける。


？？？「久しぶりだな、竜!」


竜に話しかけた人物の右目には紅く紋章が描かれている。

そして、竜はハッ!と気づく。


竜「氷牙!!」

氷牙「覚えてくれてたか・・・・。」

恋歌「この人が氷牙。」

黒牙「蛇氷の氷牙だと!!」


第19話へ続く