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チョロネコは、フタチマルに飛び掛って、鋭いツメで引っかいた。
「フニャァ！！！」
フタチマルは倒れてしまった。
　とにかく私はショックだった。そのショックのせいか、目の前が真っ暗になって、いつの間にか私も倒れていた。
　でも、この会話は聞こえた。
「レンナ！大丈夫か！？」
「ふーん・・・このコの名前はレンナなんだね・・・」
「！おまえ、レンナをさらう気か！？」
「今日はよしておくよ・・・また会うことになるだろうしね。・・・その時は、レンナの力を調べてから連れて行くよ・・・」
「・・・」
「じゃあね。君に構ってる暇は無いんだよ」
「ふん、話す気なんて僕にもないけどね」
Ｎが行った後・・・
「あいつらにレンナを取られる上に、ポケモンを解放なんてさせない！
レンナは・・・僕が守らなきゃ・・・」