二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン 翠色の光と英雄 ( No.68 )
日時: 2011/07/24 11:53
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

第三章—狙われし物の護衛?と海の街—

「待ちなさい、青い服の奴——————ッ!!!」

「待てって言ってるだろうがコスプレ野朗ッ!!!」

「「プレース、ライト(さん)落ち着けぇ!!(滝汗」

カナズミシティではジム戦をクリアしたばっかりのプレースと見守っていたライトがそう叫びながら走っており、それをメノウとダークが追いかけていた。
どうしてこうなってしまったかと言うと、話は数分前に遡る…

『あ、メノウ、それにダーク!!?』

『プレース!!それにライトさんも、無事だったか!!』

何とかツツジを倒しストーンバッジをゲットしたプレースはスランプの解消した事で上機嫌にトレーナーズスクールを出ると、何とメノウとダークと出くわした。
メノウたちはプレースと合流する事が目的だったので、ほっとする。

『ちょうどいい、プレース、ライトからお前が狙われている事は聞いたな?』

『うん、その事でちょっと話したい事があるんだけど…』

『オラオラどけ——————ッ!!!』

『待ってぇ!!そのカバン返してぇぇぇ!!!』

『あ…!!』

そしてダークが状況を確認しプレースがその事で話したい事があるといった瞬間、何とトウカの森であった青い服の男が間の前を通り過ぎ同じくトウカの森であった会社員さんが追いかけて行くのを見てしまった。

『アイツ…トウカの森の…待てッ!!』

『あれがトウカの森の奴なのか!!?なら追いかけるぞ!!!』

『え、ちょライトぉ!!?』

その光景を見て思わずトウカの森の出来事を思い出すと、無性に腹が立ってきて追いかけるとライトも同じく追いかける。
そんなヒロイン二人に呆然としながらメノウたちも追いかける事になり—こうして今に至るという訳だ。

「デボンの会社員さん———ッ!!!」

「ん?キミはあの時の…!!無事だったんだね!!」

「そんな事はどうでもいいです!!それよりもあの青い服の男は?」

そんな中、途中で立ち止まっているデボンの会社員さんを見つけ叫ぶと、向こうもプレースが生きている事に驚き叫ぶ。
だが今はそうも言ってられる暇も無く、青い服の奴の行方を聞くと俯き

「それが…116番道路の方へと向かって…私はトレーナーではないので野生のポケモンが出るところまでは行けないんです…」

「なら私たちがあちらまで行って、青い服の男を捕まえてきます」

どうやら116番道路は草むらがあるようで野生のポケモンが出てくるようだ。
確かにこの人はトレーナーには見えないし、行きたくても危険と言う理由で断念したのだろう。
そんな事情を悟り、自らライトはそう言うとプレースより先に行ってしまった。

「え、ライト!!?すみません私たち何としてでもあの男が持ち去ったトウカの森での荷物取り返しますから!!」

「あ、ありがとうございます…」

ライトが自ら危険な事に入る時は、明らかに何かある時だ。
それを知っているからこそ、急いでライトを追うためそう言うとプレースも走った。
もちろん後から来るメノウとダークは、ここにいるトレーナーと戦う事で合流出来るだろうと悟っているから故である。
もう無茶な行動をすれば、皆に心配をかけてしまうって彼女は分かっているから