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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 【源田成代/零】 出口へ案内しましょうか ( No.3 )
- 日時: 2011/04/24 11:16
- 名前: ぴこた ◆RHj3OdcFLU (ID: 6Q1uGoC5)
- 参照: http://psyco.jp/mosquito/title/
「お前、キモいしブスだしさ、マジやめてくんねえ、?」
フラれた。
——好きな男に、突き飛ばされてそう言われて。何だかすごくムカついたから、私はナイフを振り上げる。男の顔色がサッと青色に変わる。大丈夫、アンタの想像していることとは違うから。
そのまま私は自分へとナイフを突き刺す。痛みすら感じず、涙すら出ず、ただただ、虚無感に襲われた。どさりと地面に倒れるのが何故かわかった。それからの記憶は全く無い。
死んだのかな。
ごめん、風香、アンタの唯一無二の親友が死んじゃって。
心の中で唯一無二の私の親友、風香に謝りつつ私は暗い闇を彷徨う羽目になる。
出口へ案内しましょうか
(嗚呼、もうすぐ闇が終わるね)(この出口を出た先は何なんだろうか)
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