二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】 イ ナ 鬼 (君と脱出したいRPG) ( No.11 )
- 日時: 2011/05/04 10:35
- 名前: ユキナ ◆jSzUFJdXHo (ID: uepMa0k9)
〜One‐3〜
=風介目線=
あ、・・・・・開かないよ。
何がって?
さっき、何かが入っていったドア。
やっぱり幻覚だったんだよな?
・・・よし、これで一階は一通り調べ終わったぞ、
次は二階だ・・・・。
あぁ・・・・・足が重い。
再び、玄関前の廊下に戻る。
すぐそこに、上に続く階段がある。
どこにでもあるような、ごく普通の階段。
でも慎重に、階段を上っていく。
うわ、二階も広い・・・・・・・・・・・・・・・・。
えーと、三つに分かれている廊下がある。
右と、左と、後ろ。
・・・ここはとりあえず右から行こうか。
で、ちょっと歩いたら見えてくるんだよな、必ず。
え?黒いドアだよ、ドア。
今までの軽経験からしてこういう時は決まって
風「あ、開いた・・・!?」
何故だ!←
・・まぁいいか。
でもこの部屋、特に変わったとこはない。
あるのはカーペットと、ベッドと、本棚・・と、机。
あと、カーテン。
これが一番気になる。
誰かいるかなぁ、
なんて、ちょっとした好奇心でガバッと開ける。
風「!!!」
・・・・カーテンを閉めて、また開けてみる。
み、見間違いじゃない。
風「晴矢!!」
まさかの晴矢がいた。
しかも異常に震えてるし。
風「は、晴矢、皆はどうした?」
・
・
・
風「・・・・」
だめだ、全く聞こえてないらしい。
その、・・・混乱、してるみたいだ。
風「・・何か、飲み物持ってくる。」
〜
風「おいチューリップ、水を持ってきたぞ」
【チューリップに水をやりますか?▼】
風「・・・・」
【はい▼
いいえ】
風「・・・飲め」
=飲みました^p^=
晴「・・・・・・・・。・・・おい、これは本当に水か?」
風「多分。」
晴「多分ってなんだよ!!多分って!」
風「死にはしはしないよ。・・多分」
晴「もしかして俺、恐ろしいもん飲んじまった?」
風「でもいいじゃないか、落ち着いただろ。私に感謝するんだな」
晴「いや、よくねぇよ!」
・・実をいうとだな、一階のキッチンの水道は蛇口が捻り潰されていて出なかった。
で、玄関から左に行ってまっすぐ行ったところにあるトイレの水・・・。
ではなく、洗面所の水を使った。
持ち物のところに、
【水?
水と呼んでいいのかわからない代物。ちょっとキケン。命キケン。】
とか書いてあったがまぁ気にするな。
あいつなら大丈夫だろ、多分。
風「・・で?皆はどうした」
晴「・・よく、わからねぇんだ。とにかく必死で逃げて・・・・。二人ともはぐれちまった・・らしい。悪いが、整理できるまで少し待ってくれ」
風「・・仕方ないな(チューリップのくせに)。私は二人を探してくる。晴矢はここで休んでいろ」
晴「ちょっと待て!カッコの中が丸見えだよおい!!チューリップのくせにってなんだよ!!」
風「だって本当のことじゃないか。」
晴「だまれ中二病!!・・あ、そうだこれ、逃げる時に拾ったんだ。役に立つようならつかえ。ほれっ」
そういうと、晴矢はそれを投げてよこした。
風「なんだこれは。鍵?」
【「晴矢からもらった鍵」を手に入れた▼】
風「・・・・」