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〜One‐４〜

＝風介目線＝




とりあえず、その部屋を出て二人を探しに一階へ向かう。

晴矢にもらった鍵はどこの鍵だ？

持ち物持ち物、と。


【晴矢にもらった鍵
　
　一階の図書室を開くことができる】



へー・・・・・


・・図書室ってどこだ。


とにかく一階に行くか。






　　　　　　〜




ｉｎ一階の玄関から右の廊下（キッチンに続く廊下）




風「えーと、残ったのはここだな」


今までの黒い扉全部だめだった。


風「・・・・開きますように」

とか言っときながら本当はあんまり開いてほしくもない。



【「晴矢からもらった鍵」を使った。▼】


ガチャ。


風「・・・・・・・・・・・・開いたよ」


部屋へ一歩、踏み出す。




なんか少し生暖かい風が、妙にゾクっときた。

なんだ、この感じ。




一歩、また一歩。


風「———っ！？」


足が止まる。






全身、灰色のやつ。・・

前、私が見た・・・・。


一言で言うと、

う、宇宙人だ！！！！←


なんていうか、・・うん。





こっちに向かって歩いてくる。


・・・と思ったら、曲がった。

もしかして、気づいてない？



・・・・・この先に、アレがいる。のだろうか。

風「・・・・・」

こ、此処は勇気を出して・・・



慎重に、慎重に歩いていく。


もちろん、何かあった時のために逃げる準備も出来ていないこともない。

つまり、いつでも逃げれます状態。




本棚がいっぱい並んでいる。

・・逆にそれが、気味悪い。



風「・・・あ、れ？」


おかしい、アレがいない。


やっぱり幻覚？



とりあえず、一番奥の本棚から順番に何かないか調べて回る。





あ、机の上に・・・


風「こ、これは！普通のおにぎりだ・・！！」


【普通のおにぎりを手に入れた▼】


えー・・、いろいろ気になるところがあるが、ツッコまないでおこう。


風「あ、ついでにどこかの鍵も発見・・」


【四階の鍵を手に入れた。▼】


へぇ・・四階の・・。


・・ここにあるのはそれくらいか？

よし、早くこの部屋を出よう。




——って、


風「うわぁ！！！」

アレ！！アレが追いかけてきた！！


な、なんでだ！？

さっきまでいなかったのに！！


やっぱり幻覚じゃない！！




とにかく図書室のドアまで走る。




ドアのぶに手を伸ばす。

助かった！！（？）



・・・って思ったんだが、



ガチャ。


風「・・・・・・あれ。」


ガチャガチャ。


風「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・開かない」


血の気が引く感じがした。










やばい、追いつかれる。










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