二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 大乱闘の裏 ( No.37 )
日時: 2011/07/02 12:45
名前: 無人 (ID: jKkloFvs)

6:30 P.M. 

居間と階段を繋ぐ廊下からサムスが出てきた

そして、そのまま二階のトレーニング室へ向かった。


6:35 P.M.

二階からもの凄い騒音が響きマリオ昼寝から起床。

「……サムスかな?」

そう予感しながらトレーニング室へ向かった。

マリオのご察しどおりサムスがいた。

サンドバッグに容赦ない猛攻を加えそれは拷問と呼ぶのに等しかった。



その様子を見ていたマリオは慎重にドアを閉めた。




7:00 P.M.

カービィ、ヨッシー、ピカチュウの三人が出てきた。

カービィとヨッシーはキッチンに向かい冷蔵庫の中を調べたが、探し物が無かったので居間でテレビを見ながらくつろいでいた。
と、ピカチュウがやってきて不敵な笑みを浮かべながらテレビの電源をつけた。



同時刻。



マリオが部屋に戻りキノコを食べる為バッグを開けた。



その瞬間隠しカメラで様子を見ながらピカチュウがスイッチを押した。

その瞬間。


マリオのバッグの中にあらかじめ入れていたボム兵に火がつき………



廊下のドアごとマリオが吹き飛んだ。


それと同時にテレビが砂嵐となった。
カービィ達が笑い転げる中……

「………命が持たない。」

焦げついたマリオは呟いた。



9:15 P.M.

全員が居間に集い会議を開いた。
「人数が増えたから誰か一人狩りの手伝いをしてくれ。」

それと同時に全員が目をそらした。

「……ファルコン。お前車あるからいいだろ?」

それと同時にファルコン、フォックスを除くメンバーが胸をなで下ろした。

「………しょうがねぇ。やってやるよ。」

意外にあっさり引き受けたのでマリオが念を押して尋ねたが答えは同じだった。

とテレビが点きマスターハンドが姿を表した。

「諸君!今日は明日からの乱闘の準備があるから今日は寝ろ!」

その瞬間マリオ口に含んでいたお茶を吐き出しかけた。

「……まだ9時だぞ!?」

「9時だから寝るべきなんた! 幼い子供はいつもその辺りで寝るぞ!」

「俺らは子供か!?」

「周りを見て見ろ!」

マリオはいわれるまま周りを見渡した。















誰もいない。









「…………裏切り者〜!」

「ほれつべこべ言わす寝ろ!」


マリオは低く呻きながら部屋に向かった。





その様子を見ていたマスターハンドは苦笑いしながら





「呻きながらも、言う事は聞くではないか……」




そう呟いた。


三話 おしまい