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気まぐれに番外編　サムス&リンク編





「……なあリンク。」

不意に椅子に座っていたマリオがリンクに尋ねた。

「今日の夕飯を作る係って誰だったけ？　……とっくに作る時間が過ぎているぞ。」

「確か……サムスさんですよ。」

リンクがテーブルの上に置いてあったお茶を飲みながら平然と答える。

サムスとその言葉を発した瞬間マリオの頬が引きつった。

「……そうか……なら厳しいな。」

「呼びに行きましょうか？」

その言葉を聞いた瞬間マリオの顔が輝き即許可を下ろした。





「サムスさ〜ん！　今日の夕飯作りあなたじゃありませんでしたか〜？」

リンクが部屋を二回ノックしながら大声で尋ねる。

「あら！？　今日、私だった！？　ごめん、忘れていたわ。」

サムスが準備の途中。

「サムス！！　お前飯当番じゃなかったか！？」

その瞬間ファルコンがノックもせずにサムスの部屋に入り……



「人の部屋を無断で入るとはいい度胸しているじゃない………」






その言葉を最後に轟音が響くと同時に、サムスの部屋のドアがぶち破られファルコンが吹っ飛んで来た。



サムスの行動に慣れてしまったのかリンクは顔色変えずに立っている。

「……ったく、マナーがなってないわね。ねぇリンク。」

煙まみれた部屋からパワードスーツを装着したサムスが出てきながらリンクに尋ねた。


「まぁファルコンさんが可哀想ですが否定は出来ませんね。」




リンクは笑いながらいつもの口調で答えた。




サムスは満足そうに頷き笑いながらその場を後にした。











結論。
サムスとリンクは意外と仲が良い。